業界人/Interview インタビュー

2017-04-07

とんがった部分に価値を見出したい

佐藤勝さん

東京都文京区にあるバイク販売店「SCS」白山本店。1983年に設立し、その前身の佐藤モータースの設立となると1950年まで遡る。オートバイの歴史とともに歩んできた販売店だ。現在は、白山本店のほか、池袋と上野の都内3店舗で営業している。

白山本店では、10階建て(店舗部分は8フロア)のビル全階にバイクが展示され、国内外メーカーのバイクがずらりと並ぶ。まさに、同店のキャッチフレーズ「都内最大級バイクのデパート」である。

「カワサキ、スズキ、ホンダ、ヤマハが店内である程度揃い、他ブランドを同時に比較検討できるというのが、うちの売りになっている」と話すのは、同店の店長、佐藤勝さん。佐藤さんは「一度に他機種、他ブランドを同時に見たいというニーズがあり、それが魅力で多数のユーザーに支持いただいている」と続ける。

そうしたなか同店は、2013年にピアッジオグループグループジャパンの正規販売店となった。元々扱っていたものの、「スクーター・イタリアーノ」という名前でさらに強化して販売していこうという方針だ。

「ベスパに関して言うと125cc150ccが特に売れている。趣味の世界だからこそ、日本車に比べて高価なものでも売れる。輸入車はある程度珍しくてとんがってる部分があって、他の人と違うってところに需要がまだまだあると思う」と佐藤さん。そのほか、商品に個性を出すといった部分では、カスタムなどにも力を入れている。個性的なカスタム車がずらりと並ぶフロアを案内しながら「ある程度、店主の好きなものがその店の特色として反映されると思うけど、うちはモタードとかオフロードのカスタムが多い。個性を出せるような商品があって、オンリーワンがいいっていうユーザーにも満足してもらえるような店作りを目指している。これからも、ここの店くぐると珍しいものがあるんだよねって言われたい」と、展望を語った。


SCS白山本店ビル


オフロード系カスタム車が並ぶフロア


「SCS」白山本店 佐藤勝さん
生まれも育ちも文京区。99年よりSCS本店(電話0338156221)店長として家業を引き継ぐ。趣味は山登り。「ブーツ」と名の付くものはこよなく愛する〝ブーツコレクター〟としての一面もあり。

紙面掲載日:2017年4月