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2016-08-12

クシタニライディングミーティング 「サーキットの敷居を下げる」 平日の筑波に180人超が楽しむ

クシタニが行っているサーキット走行イベント「クシタニライディングミーティング」が好評だ。2016年は全国4カ所のサーキットで全7回が開催されているが、7回のうち4開催が行われる茨城県・筑波サーキットでの7月12日の開催では、平日にもかかわらず180人を超えるライダーが参加。申し込みの際もほぼ1日で終了してしまいキャンセル待ちの状況だったという。今回はKTMジャパンと合同で、「KTM×KUSHITANI RIDING MEETING」として開催された。

参加者はクシタニ各店などからの申し込みとなるが、スキルに応じて自己申告で、A=先導付き、B=ビギナー1、C=ビギナー2、D=スタンダード1、E=スタンダード2、F=プロダクションと6クラスに分かれたクラスを選択。走行は各クラス約20分が3本。Aクラスなどは初めてサーキットを走る人などもみられ、また女性なども比較的に多く、全体に初心者やあまり自信の無い人などにやさしいサーキット走行会となっている。実際に、〝クシタニの走行会は怖くない〟と口コミで聞いて、初めてのサーキット走行を決めた人もいたようで、前述の細かいクラス分けによるクラス内での走行スピードの差の少なさや、充実の講師陣による細かいサービス、そして何より、全体にかもし出される〝初心者が安心して走れる雰囲気〟が人気となっているようである。クシタニの関係者に聞くと「サーキット走行の敷居を下げる」「速い人は他で走ってもらうよう〝卒業〟を推奨」などのコメントが聞かれていた。

このミーティングには鈴鹿8耐優勝などの実績を持つ生見友希雄さんなどの充実の講師陣が、当日は6名参加。初心者などが多いAクラスは13名が参加したが、講師陣6名が先導など徹底して指導。Aクラスは走行の前に、筑波サーキットで使用されている転倒した車両などを回収するレッカー車に皆で同乗し、生見さんの解説のもと、コースを一周。各コーナーではコースに降り、クリッピングポイントに立ち解説をする生身さんのそばを、他の講師陣が実車で駆け抜けていく。「このラインで走ってください」「ピットに入るときはここからですよ」と実地で解説がなされていた。

実際の走行では講師陣が終始先導。走行ラインを教えていく走行が終わればAクラスの人だけ講習会が行われ、コース図をもとにライン取りから、立ち上がり重視で走ることなどを説明参加者からも「ここではどこを走れば」「ギアは何速ですか」「コーナリング中のアクセルはどうすれば」など様々な質問がなされ講師陣はひとつひとつ丁寧に回答していた。Aクラスの中でも、講師陣が話し合い、先導するグループをレベルや教え方によってさらに細かく分け、人によってはマンツーマンで走行するなど、2回目の走行に向けてさらに指導が細かくなり、そして2回目の走行の後にも講習会が開催される徹底ぶりとなっていた。

今回、講師を務めた生見友希雄さんは「サーキットは速く走らないといけない、頑張って走らないといけないと思われていて、そこが敷居の高さに繋がっているような気がする。それぞれのペースで走っても楽しいところだし、何かあれば我々がサポートするので是非来ていただきたい」と述べていた。

主催するクシタニの関係者は好評の理由を問うと「初心者の不安を少なくすることに注力しているからですかね。〝サーキットの敷居を下げる〟が大前提です。そのため、クラス分けも細かいですし、講師陣にも頑張ってもらっています。正直、速い人は他にも走行会があるので〝卒業〟を推奨させてもらっています」と語っていた。

女性の姿も多く見えた当日、彼女たちの感想としては――

「ここは怖くないと聞いた。講師の人にいろいろ聞けたのがよかった」

「一生に一回はサーキットを走ってみたいと思っていた。クシタニの走行会は丁寧に教えてもらえる。もう何回も来ている」

「子育てが一段落したので、4年ぶりにバイクに復帰した。自信がなかったけど、ここなら走れそうだった。楽しかった。これから保育園にお迎えです」

「講師の人達がやさしくて、丁寧。Aクラスでなくても、走行中に手こずっていると、気がついて前で引っ張ってくれたりする」

「講師陣もやさしいけど、他の一般の人も激しい走りをする人が少ない」

――などで、笑顔をみせていた。

クシタニの名前が冠された走行会だが、クシタニ製品を着用しなくとも参加はできる。ライディングスーツなどを製造・販売し、このようなイベントで購入した商品を使って楽しむ場も提供しているクシタニ。当日参加したクシタニユーザーには、非売品の白いバンクセンサーが参加賞として振舞われていた。

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平日ながら180人を超える参加をみた「クシタニライディングミーティング」の筑波開催

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講習会で説明する生見さん。初心者向けAクラスには1日に2回、講習会が開かれる

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初心者向けのレッカー車同乗講習の様子。上)レッカー車に乗って生身さんの説明を聞きながらをコースを巡り、下)コーナーではコースに降りて講師の走行を間近に見ながら説明を聞く

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講師陣も気さくにアドバイス。参加者の質問にはいつでも身振りを交えるなどして、丁寧に受け答えしていた

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女性の参加も多く見られた

紙面掲載日:2016812