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2017-07-07

「第27回Honda編集長ミーティング」 最新機種で南紀熊野を巡る

ホンダモーターサイクルジャパン(以下HMJ)は、6月2021日の2日間「第27回Honda二輪専門誌編集長ミーティング」のタイトルで、二輪専門誌編集長とホンダ関係者とのミーティングを実施。あいにくの悪天候で2日目のツーリングは中止となったものの、21媒体の編集長とホンダマン29人の総勢50人が、南紀熊野エリアの合同ツーリングをホンダの最新機種とともに楽しんだ。恒例となったこのミーティングは、販社であるHMJが主催し、本田技研、その研究開発を担う本田技術研究所二輪R&Dセンターの3社のホンダマンと、二輪専門誌編集長が参加するもので、今回で27回目の開催となる。ホンダとしては、二輪専門誌編集長にホンダの最新マシンで実際にツーリングを通じて体感してもらうとともに、開発・営業・広報など多分野に渡るホンダマンとの親睦を深め、意見交換を行うことを目的に、毎年開催している。同時に、一緒にツーリングを楽しみながら、国内の二輪車を取り巻く環境などについても語り合い、課題を共有して、二輪車の利用環境を改善していこうと毎年開催しているもの。今年もHMJパブリックリレーション部広報課が中心になり運営された。

ミーティングには、本田技研の鈴木哲夫執行役員、HMJの加藤千明社長らも参加し、最新のホンダ市販車に全員が実際に乗ってマスツーリングを楽しんだ。

ツーリングの出発地は特異な造形で有名な南紀白浜のホテル川久。ホテル玄関前にズラリと並んだバイクは、話題のCBR2501000RR、X-ADVの他、販売好調のレブル250500、CRF250RALLY、その他CRF1000Lアフリカツイン、CB1100シリーズなどホンダの注目車種がほぼ全車種並ぶ。

午前10時半、参加者は各自が自由に乗りたい1台を選ぶ。初夏らしい陽光を浴びながら、同じHondaのライディングウエアを身に纏った50人のライダーがスタート。HMJパブリックリレーション部の根本氏の先導の下、一列で走る様は壮観である。

スタート後50kmほど内陸を走った後は、ひたすら太平洋を右手に見ながら国道42号線~熊野参詣道(大辺路)を南下し、本州最南端の潮岬を目指す。午後からはさらに気温が上がる中、吉野熊野国立公園内を熊野那智大社へとバイクを走らせる。ワインディングを駆け上がり大社に到着後、那智大滝をバックに記念撮影。1日目は約155kmを走行し、午後4時30分には太地温泉の宿に到着した。

午後6時30分からは懇親会が開催された。まず司会のHMJパブリックリレーション部の永山氏が、昨年の熊本地震で被災したホンダ熊本製作所が復旧できたことへのお礼とメディアの協力に感謝の言葉を述べるとともにホンダの全参加者を紹介。続いて開発・生産・購買領域の統括責任者である鈴木氏があいさつに立ち乾杯した。

檀上で鈴木氏は「今年前半に発売した全モデルが非常に好評で、国内だけでなくグローバルでも販売状況は良い。熊本、タイなど各工場でフル稼働しているが、それでも生産が追い付かない。おかげさまで熊本製作所は昨年9月にはフル生産を再開したが、工場の一部コンベアなどは直っていない現実がある。また阿蘇を中心に傷はまだ残っている。真の復興のためにも、記事等で応援していただきたい」と述べ、引き続き熊本への支援を呼びかけた。

また、5月に事故で他界したニッキー・ヘイデン選手とのHRC時代の個人的な思いにも触れ、「CBR1000RRのライディングシーンの撮影では大変喜んでくれた。残念ながらワールドスーパーバイクでは、彼をフォローしてあげられなかった部分がある。今年の8時間耐久レースではニッキーの思いを晴らしてあげたい」と今年の8耐へ懸ける思いを語った。

会の最後にHMJの加藤氏があいさつに立ち、昨年の熊本震災復旧支援について再度お礼を述べるともに、「2月から始まった新製品は、各誌から高い評価を頂き、販売も好調に推移している。ここに来て二輪車の環境改善について、続々と変化が出てきた。それにはAJ、(自民党二輪車問題対策)プロジェクトチーム、(各政党オートバイ)議員連盟といった働きもある。同時にそこに至るまで各誌が免許制度や原付の排気量など各種問題提起をし、世論を喚起していただいたおかげだと感謝している。相変わらず大変厳しい国内二輪車市場だが、少しでも今より明るく楽しく元気の良い国内二輪車市場にしていきたい」との強いメッセージで懇親会を終えた。

2日目は朝から猛烈な暴風雨で各誌編集長もこの悪天候で走行できるか不安な中、さらに風雨が強まり最大瞬間風速も30m/sを超えた。予定走行エリアで避難勧告が発令され土砂災害が発生する状況となるなど記録的な大雨となり、残念ながらツーリングは中止となった。

午後7時過ぎには南紀白浜空港から空路で帰路につきミーティングが終了。2日目の予定コースであった熊野速玉神社~熊野本宮大社~熊野参詣道(中辺路)のツーリングが出来なかったのは残念だったものの、参加者は笑顔で、変化に富んだ南紀熊野エリアでの2日間のミーティングを終えた。


本州最南端の潮岬での記念撮影


懇親会で挨拶する本田技研の鈴木哲夫執行役員


懇親会で挨拶するHMJ加藤千明社長


編集長21名とホンダマン29名が一緒に南紀熊野ツーリングを楽しんだ

紙面掲載日:2017年7月7日