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2018-03-16

「ウェビック チーム ノリックヤマハ」 18年体制

ノリック長男レース活動開始

バイク用品通販サイトなどを中心にバイク総合情報サイト「Webike」(ウェビック)を展開する㈱リバークレイン(信濃孝喜社長)は、サポートを行っている「Webike TEAM NORICK YAMAHA」(ウェビック チーム ノリック ヤマハ)の2018年チーム体制発表会を2月27日、東京都内のリバークレイン本社で開催した。

10年からサポートを行っているリバークレインだが、若手育成を主眼に活動を行っている同チームにあって、この7年で野左根航汰選手など、チームから羽ばたき世界を舞台に活躍している選手も見られるようになってきた。18年は再び原点に返り若手育成を重視し、将来のモトGPライダーを目指し、阿部恵斗(あべけいと、14歳)、青田魁(あおたかい、12歳)、阿部真生騎(あべまいき、14歳)の10代の3人のライダーが参戦を行う。阿部真生騎選手はチームノリックの創始者でもあり、2007年に急逝した元世界GPライダーのノリックこと阿部典史さんの長男となり、現在チーム監督を務めるノリックの父、阿部光雄さんの孫となる。

阿部恵斗選手は9歳からチームに在籍し活動。筑波ロードレース選手権を主体に参戦し、トレーニングなどを行ってきたが、18年は全日本選手権ロードレースJ-GP2クラスに参戦。3年計画で同クラスのチャンピオンを目指す。

昨年よりチームに加入している青田魁選手は、筑波ロードレース選手権S80クラスに参戦する。

阿部真生騎選手は6月から筑波ロードレース選手権J-GP3クラス他に参戦予定だが、バイクに関しては昨年の11月に初めて乗ったという状況。しかし今年1月に転倒し骨折、2月には再び転倒し再骨折と、怪我をものともせずにバイクに取り組んでいる。

真生騎選手は「(バイクは)それまで、全然興味はなかったけど、乗ったらハマった。幸い自分には環境もあるので、ちゃんとやってみようと思った。人生で初めての骨折を経験したけど、今はバイクにもっと乗りたい」と語る。目標はと訊かれると「お父さんみたいになりたい」と答えていた。この春に中学3年生になるが、その先の進学は考えておらず、レースでやっていきたいという。バイクに乗るようになって生前のノリックの走りなどの映像も見るそうだが、一番好きなのは、グランプリデビュー戦ながらシュワンツ、ドゥーハンなどとトップ争いをし、衝撃的な速さを見せながらも転倒リタイヤとなった1994年の日本GPの映像という。

チーム監督の阿部光雄さんは「骨折して〝痛いだろ、どうする?〟と聞くと〝面白いから辞めない〟と言うんですよ。まだ全然、初心者ですけど、勢いだけはすごいですね。スピードに関しても初心者にしてはうまく順応しているように思う。センスはいい。慣れれば、そんなに悪くないんじゃないかと思う」と笑顔を見せていた。


ウェビック チーム ノリック ヤマハとしては8年目となる今年は原点に返り若手主体の陣容。左より阿部真生騎選手、阿部光雄監督、リバークレイン・信濃孝喜社長、青田魁選手、阿部恵斗選手


左より青田魁、阿部恵斗、阿部真生騎の各選手


レース活動を開始する阿部真生騎選手。手にするヘルメットは父親のモデルとなるノリックレプリカ

紙面掲載日:2018年3月16