事前申し込みや参加費は不要で気軽に参加でき、無料でふるまわれるコーヒーを手に、仲間とバイク談義などを楽しめるカワサキコーヒーブレイクミーティング(KCBM)。98年に九州・大分のSPA直入で第1回が開催されてから、ついに20周年目を迎えた。カワサキのユーザー組織である「KAZE」は今年で30周年を迎え、今年のKCBMでは「ありがとうKAZE30周年」のキャラバンも同時に行われていく。
会場ではカワサキコーヒーブレイクミーティングのロゴが入ったカップが販売されているが、今年は「KAZE30周年・KCBM20周年」限定のカップも販売、また各会場の名称も記される記念のタグも販売される。
埼玉会場は9時半にスタートし、11時くらいからステージイベントが始まり、集合写真を撮影して12時には終了してしまうこのイベント。朝から多くのバイクが集まり、会場近くの交差点では多くのカワサキ車が信号待ちをし、長蛇の列で駐車場に流れ込む様や、カワサキ車で埋め尽くされた駐車場は、巨大な埼玉スタジアムをバックにしても全く引けをとらないほどの圧巻の光景となっていた。
訪れた参加者達は、まずはコーヒーで暖をとりながら、そこかしこで談笑、会場にはカワサキの受付とステージがあり、受付をするとステッカーがプレゼントされる。また、江沼チェンや、DID、岡田商事、バイクハウスZEROなどの企業ブースも出店され、賑わいをみせていた。
駐車場にはニンジャ、Z、ZRX、ZZR、ゼファーなど様々なカワサキ車が色とりどり。話題のZ900RSも数台見られ、かたやその原点ともなった通称Z1や、マッハなど古いカワサキ車も元気なサウンドを響かせていた。仲間内で訪れたのであろう、KSRだけ、またはニンジャH2だけがまとまって駐輪している一角があったり、揃いの服装をしている一団がバイクを指さしながら談笑している姿も見られた。また、ザンザス、KLEアネーロ、エリミネーター、バリオスなどちょっと古めの車両なども見られ、駐車場を見て回るだけでも十分に楽しめるものとなっていた。
ステージイベントでは、じゃんけん大会などのほかに、来場者のなかで、最も最近カワサキ車両を購入登録した人、一番古いKAZE会員だと思う人、ニューモデルのZ900RSを登録した人などにもグッズがプレゼントされ、最も若い人では18歳の男女、最も高齢者では76歳の男性に賞品がプレゼントされた。
今後のカワサキコーヒーブレイクミーティングの日程は──
▼「カワサキコーヒーブレイクミーティングin沖縄美々ビーチいとまん」▽2月25日(日)▽沖縄県糸満市美々ビーチいとまん
▼「カワサキコーヒーブレイクミーティングin浜松」▽3月11日(日)▽静岡県浜名湖競艇場対岸駐車場
──が決定しており、残りは決まり次第順次発表される。
紙面掲載日:2018年1月26日