オフロード系(細かく分けるとモタードですが)のバイクに乗り換えて1年以上が経ちました。普段は街なかの移動がメインですが、それでも色々なところを走ってきたなぁと、振り返っています。

実際に乗ってきて感じたのは、車体の細さや切れ角の大きさも魅力ですが、とにかく軽いということ。思い立ったら原付感覚で駐車スペースから出して乗ることができるので、乗る機会が自然と増えました。本当に、「軽いは正義」ですね。

私自身も(一応)女性ですが、二輪の免許を取ったけど公道デビューできなかった女性を何人か知っています。その原因のほどんどが車体の重さだったりします。「倒したら自分で起こせない」という不安を持っている人、レンタルバイクを取り回しているときに倒してしまって走ることもなく返却し、トラウマになってしまった人もいます。

その点、オフロード車は取り回しが楽で、女性でも比較的簡単に起こせます。小柄な私には、最初のうちは車高の高さが辛く感じたこともありますが、車体が軽いので片足のつま先さえ着けば支えられます。足を着いた場所が陥没していてうっかりバランスを崩しそうになったときも耐えることができて、改めて軽いことの恩恵を感じました。

ほんの数年前までは自分がこういうバイクに乗るとは思っていませんでした。以前の愛車がそうだったように、元々はクラシックな見た目のバイクが好きで、オフロード系の外観はどちらかというと敬遠してました(笑)。それが、今ではこのジャンルばかり「恰好いいな」と目がいくようになってしまったのですから、先のことは分からないものです。そして、自分の経験上「バイクは重くて大変」というイメージを持っている女性にこそ、オフロードバイクをお勧めしたいです。

ブロックタイヤではないものの、砂利道もある程度走れる安心感

二輪車新聞 記者 坂野亜夢

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