ピアッジオグループジャパン(PGJ)のネリ・ミクラウス社長は、19年を振り返り国内市場が伸びる中、同社も販売や活動で順調に進んだ年であったという。3ブランドで新製品の認知や製品の理解向上、体験試乗などの提供のため積極的に各種イベントに参加し、成果を上げたとしている。20年は3ブランドで新作を投入予定で、製品構成が充実。訴求活動では認知を高めるイベントでの展示や体験機会の提供に積極的に取り組む考えを示す。

同社では19年、ユーザーの製品の認知と理解を高めるため、自社イベントのほか協賛イベントなどへの参加回数を11開催増強。主催イベントでも内容を改善。主に東京モーターサイクルショーでアパレルやアクセサリーを展示し、10月末には東京モーターショーにも初出展。モトグッツィの顧客イベントのイーグルデーを神奈川県内で開催して約200台が参加し、顧客の満足度、共感を高めた。

試乗ではイーグルデーのほか、鈴鹿サーキットで2回、ウエアメーカー主催イベントでも積極的に試乗体験機会を提供。アプリリアやモトグッツィでは、エンジン特性や性能、操作性などを体感してもらい、販売の成果を上げたという。

他方、デジタルマーケティングでは主にインフルエンサーにSNSで各種情報を積極的に発信。ヒット率も40%高まったという。ベスパはターゲットが絞りづらく課題も残り、ユーザーの多くはバイクユーザーではないと指摘。来年は特別感を演出して特徴をだしたいという。ベスパでは夏に神奈川県の湘南海岸でのイベントで展示、販売につながった例をあげた。

19年の総販売台数の答えは避けたが、18年よりも販売拡大したと述べた。主にアプリリアRⅩ125が年間で販売に寄与。モトグッツィのクラッシックエンデューロⅤ85TTも売れ、前年を上回った。V7Ⅲ系は特別仕様車が好評。ベスパはGTSとプリマベーラレンジが安定して販売。ベスパの純正ヘルメットも導入した。

3ブランドの専売店「モトプレックス」では、20年1月に福岡に、これまで専売店であったディーラーがショールーム120㎡、工場50㎡のモトプレックスを開店させる。他に数店舗で内外の改装が進んだという。

20年の同社は、継続してユーザーに見て、触れる機会を提供するイベント分野で強化する考え。初めて大阪MCショーに出展し、関西地区でも積極的に訴求。デジタルマーケティングでは引き続きSNSで情報を発信。さらに昨年開設した自社オンラインショップではグッズやアクセサリーを訴求。新型の限定車導入時前は発表会を開催する。

製品ではアプリリアで600㏄クラスのスーパースポーツ車、トゥオーノなどを投入。モトグッツィでもV7レーサー10周年記念車などを導入。ベスパは今人気上昇中のファッションデザイナーであるショーン・ワザースプーン氏がプリマベーラ125にカラーデザインを施したポップなモデルなど発売。同機種では特別なイベント開催を検討。

販売網ではモトプレックス開設を進める。イベントではメーカーとしての活動のほか、ディーラー主催イベントへも積極的に支援していく。

N・ミクラウス社長

紙面掲載日:2020年1月1日

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