オークネット(東京都港区、藤崎慎一郎社長)が、電動ビジネスバイクのリース事業およびメンテナンス事業を展開している。ホンダモーターサイクルジャパン(東京都北区、室岡克博社長)より車両供給を受け、7月19日よりリース販売の受け付けを開始。初年度は100台の取り扱いを目標としている。

二輪車業界では中古バイクのオンラインオークションで知られる同社。このたび新車の電動ビジネスバイクを取り扱う背景には「価値あるモノを、地球規模で循環させる」サーキュレーションエンジンたらんとする、サステナビリティの方針がある。これまでオークション事業を通じて循環型流通の構築に取り組んできたが、ただ「売って終わり」とするのではない電動二輪車のリース事業もまた、持続可能な社会の実現に資すると判断。今年4月に公益社団法人リース事業協会(東京都千代田区、織田寛明会長)に加盟し、電動ビジネスバイクのリース事業およびメンテナンス事業への参入を決定した。

オークネット・モーターサイクルの福田博介社長は「日本国内では四輪車よりも先に、カートリッジ式バッテリーを搭載する二輪車の電動化が進むと見ている。初年度目標100台と小規模ながら、オークネットとして取り組む価値のあるテーマ。二輪車メーカーと共に進めることにも意義がある」と語る。

リース販売はオークネットのバイクオークション加盟店を対象とし、まずは首都圏を中心に、そして順次全国に車両供給する。主なリース先としては、既にガソリンエンジン搭載のビジネスバイクを利用している中小企業や個人事業主などを想定。前述のとおりリース販売のみならず、車体メンテナンスやバッテリー交換を含む総合的なサービスを提供する考えだ。そのため東京、名古屋、大阪、福岡を中心とした都市エリアから車両メンテナンスネットワークを構築・展開していく。

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