ファンティック、ランブレッタ、ロイヤルアロイ、ブリクストン、ニコット モトなどの輸入を手掛けるモータリスト合同会社。全国100店以上の取引先に対し、それぞれのニーズに合った商材を卸している。
本記事は2025年1月1日発行の本紙「新年特別号」に掲載したものです。

「オートバイへの愛情と知識においては国内随一を自負している。各店の顧客層、困りごとなど伺いながら、成長のお手伝いをする方針。アフターサービスの手厚さにも期待していただきたい」と代表の野口英康氏は語る。2024年は販売台数こそ伸び悩んだというが、25年に向けて好材料が出てきているという。

ファンティック(イタリア)

画像: EICMA2024で発表されたステルス(左)とイモラ(右)

EICMA2024で発表されたステルス(左)とイモラ(右)

ブランディングのためMoto2選手権に参戦し、24年はランキング2位獲得。そこへ初のロードスポーツ「ステルス500/125」「イモラ500/125」を発表した。国内にはまずネイキッドモデル「ステルス125」を導入する。25年3月頃より入荷予定だ。

主力機種のキャバレロ500は底堅く推移。このほど初のモデルチェンジを受け、先述のステルス、イモラと同じ新エンジンを搭載。改めて脚光を浴びそうだ。

また、オリジナルの2サイクルエンジンを搭載したエンデューロ機種「XE300」も愛好家に大好評。

ランブレッタ(イタリア)

画像: 最高峰モデルG350

最高峰モデルG350

往年のスポーツスクーターブランド。創業家とKSRグループ(オーストリア)が共同で復活させた17年以来、野口氏がパートナーとなっている。日本には最高峰モデル「G350」、ランブレッタらしさと革新性をあわせもつ「X300」などを導入。例年安定的に150台ほど売れている。

ロイヤルアロイ(イギリス)

画像: 1960年代のランブレッタ「シリーズ2」をオマージュしたTGシリーズ

1960年代のランブレッタ「シリーズ2」をオマージュしたTGシリーズ

1950年代にモッズ文化発祥の地となった英国のクラシックスクーターブランド。日本に導入しているのは、60年代のランブレッタ・シリーズ2をオマージュした「TG125AC/250S/300S」、70年代のシリーズ3をオマージュした「GP125AC/250S」など。加えて25年は、新たにGTシリーズを導入予定だ。

「フルメタルボディのTGやGPと異なり、GTはプラスチック製ボディだが、EICMA2024で発表された新型車がポップで良い。水冷125ccで50万円~と手ごろな価格でもあり、エントリーモデルとして期待できる」(野口氏)

ブリクストン(オーストリア)

画像: STORRコンセプトモデル(※市販モデルとは仕様が異なることが予想されます)

STORRコンセプトモデル(※市販モデルとは仕様が異なることが予想されます)

125ccから1200ccまで幅広いラインアップを持つ。日本での売れ筋は原付二種、軽二輪の機種だが、アドベンチャースタイルの新型車「STORR500」が注目株。25年春より導入予定だ。

ニコット モト(中国)

画像: ニコットの日本導入モデルは、モータリストの監修を受け品質改善がなされている

ニコットの日本導入モデルは、モータリストの監修を受け品質改善がなされている

リーズナブルなオフロード車が日本では売れている。電動二輪も手掛けており、EICMA2024ではモノコックフレームの先進的な製品も発表。高いポテンシャルを秘めたブランドとしている。

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