一字千金

2018-06-08

Vol.24「人にわかってもらう努力」を

奥井俊史/アンクル・アウルコンサルティング代表

お客様が見て、聞いて、触ってわかるか。伝わるか。スタッフが見て、読んで、聞いて、わかるか。やれるか、実演できるか。

その結果として相手が、顧客が、納得できるように、お互いのコミュニケーションが深まるように、さらには買って頂けるように話せたのか、わかってもらえたのか。わかることでビジネスのクロージングができなければ意味をなさない。

その前提として、自分で自在にやれるか、人に教えられるように、人がわかるようにやれるか。そして関係者にやってもらえるか。

「顧客に伝わってこそ初めて価値」とは、私の恩師、故水口健二先生の至言だ。

あなたや貴社が、いかに立派な商品を持っていても、その商品の価値が相手に伝わらなければ、「顧客」は生みだせない。相手や関係者にその価値が伝わり、「やってもらえて、使ってもらえて」こそ、社会に提供する側の貴社の存在価値が認められる。

「人にわかってもらう努力」はいくらしても、しすぎるということはないのではないか。

プロフィール

奥井俊史氏 (おくい・としふみ)

1942年大阪府生まれ。65年トヨタ自動車販売(現トヨタ自動車)入社。75年より東南アジア市場の営業担当し、80年トヨタ北京事務所の初代所長に就任。83年より中近東市場で営業担当。90年にハーレーダビッドソンジャパン入社、91年に同社社長に就任し、19年間に数々の施策を展開し日本での大型二輪市場でトップブランドに育て上げた。09年より現職。