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2019-08-23

HMJ「第29回ホンダ編集長ミーティング」 二輪誌編集長と北東北を走る

ホンダモーターサイクルジャパン(HMJ/加藤千明社長)は、二輪専門誌紙の編集長とホンダ関係者によるツーリングを兼ねたミーティングイベント「第29回ホンダ編集長ミーティング」を、6月28、29日の2日間にわたって開催。総勢約40名がホンダの最新市販二輪車に乗り、北東北の青森~秋田~岩手エリア・約300kmのマスツーリングを楽しんだ。

ホンダ最新バイクで毎年恒例の同行事も、今回で29回目。二輪専門誌紙の編集長に、ホンダの最新二輪車を、ツーリングを通じて体感してもらうとともに、開発・営業・広報など多分野にわたるホンダ関係者との親睦を深め、意見交換することを目的としている。

同時に、国内の二輪車を取り巻く環境などについても語り合い、課題を共有し、二輪車の利用環境を改善していくことも狙いとしている。

今回のミーティング参加者は▼二輪参加=二輪専門誌紙編集長19名、本田技研工業14名、HMJ8名、カメラマン1名▼四輪サポート=本田技研工業2名、HMJ4名、運営の旅行会社関係者2名――の総勢50名体制。今回も主催者のHMJの加藤社長はもちろん、本田技研からは野村欣滋執行役員(同社二輪事業本部ものづくりセンター所長/本田技術研究所専務執行役員/ホンダレーシング社長)も二輪ツーリングに参加した。

▼初日

ツーリング出発地は、青森市の中心部にあるホテル青森。用意されたホンダのライディングウェアとプロテクターを着用した二輪参加者は、ホテルの駐車場にズラリと並んだホンダ最新二輪車の中から各自が乗りたい1台を選択。午後1時、HMJパブリックリレーション部広報課・根本陽平氏の先導でツーリングがスタートした。

青森市街を抜け、出発地点から約30kmの所には、八甲田山への登山口にもなっている酸ヶ湯(すかゆ)公共駐車場(青森県青森市)があり、最初の休憩地点となった。

休憩後に出発するとすぐに、標高が高くなったこともあり、それまでの好天から一転、肌寒く濃霧に覆われた道を走る。秋田県に入り、十和田湖南岸、標高631メートルに位置する発荷峠展望台(秋田県鹿角郡)に到着し、十和田湖をバックに集合写真を撮影。

再びツーリングをスタートし、十和田湖と八幡平(はちまんたい/標高約1600メートル)を結ぶ観光拠点・道の駅かづの(秋田県鹿角市)に到着後、休憩をとる。

ここから50km走って岩手県に入り、給油に立ち寄った後、宿泊するホテル安比グランド(岩手県八幡市)に到着し、初日のツーリングは終了。

▼2日目(最終日)

朝のホテル安比グランドの周辺はやや肌寒く、濃霧に包まれた。ホンダ二輪車はホテル内駐車場に並べられ、ここで参加者は乗りたい車両を選び、8時30分からツーリングがスタート。

徐々に霧が晴れていく中、約35kmの道のりを走り、八幡平の山頂にある八幡平山頂レストハウス(岩手県八幡平市)、次に約50㎞走り、一級河川・雄物川水系玉川に建設された玉川ダム(秋田県仙北市)で、それぞれ集合写真を撮影。

この後は約25km走り、田沢湖畔に建つ「たつこ像」そばの田沢湖ローズパークホテル(秋田県仙北市)に到着し、ホテル内レストランで昼食をとり、たつこ像と田沢湖をバックに集合写真を撮影した。

この後に予定されていた小岩井農場(岩手県岩手郡)はスケジュールの都合で残念ながら行けず、ツーリング最終地点のホテル森の風 鶯宿(岩手県岩手郡)を目指す。

そしてホテルに到着。一行はすぐにホテル内の温泉施設で汗を落とした後に夕食を楽しみ、2日間の日程が終了した。

時折濃霧や小雨はあったものの、清々しい気候と風を感じながら快適なツーリングを楽しめる2日間となった。また、ホンダの最新マシンとおそろいのウェア、整然とした隊列で安全運転に気を配りながらツーリングを行ったこともあり、行く先々では沿道から多くの観光客や地元の人たち、子供たちからやさしく手を振られ、バイクのイメージアップにもつながったのではないだろうか。


雲海を見下ろす八幡平をバックに八幡平山頂レストハウス(岩手県)で集合写真


二輪専門誌紙編集長とホンダ関係者合わせて約40名がツーリングを楽しんだ

ホンダドリーム五所川原を訪問

初日のツーリングに先立ち、参加者たちは青森県五所川原市内にある「ホンダドリーム五所川原」(平山孝司店長)を訪問。リンゴジュースで歓迎を受けた。

同ショップは家族経営で行われている。五所川原は地吹雪ツアーの発祥地でも知られ、冬には雪が多く積もる。このため冬季の営業は、ホンダ除雪機を主体とした販売・点検・サービスにウエートが大きくなるという。


ツーリングに先立ち「ホンダドリーム五所川原」(青森県)を訪問

二輪媒体と共に市場盛り上げへ懇親会で意見交換

初日のツーリング終了後には、ホテルで懇親会が開催。安比牛のしゃぶしゃぶなど地元名産品などの料理に舌鼓を打ち、参加者同士が情報交換などして親睦を深めた。

主催者を代表して乾杯の音頭をとったHMJの加藤社長は参加した編集長に対し、ツーリングへの参加、ホンダの国内二輪事業運営への理解および新製品等PRに対する感謝のことばを述べた。

さらに国内における二輪車市場について触れ、「おかげさまで、ここ3年ぐらいは37万台前後のレベルを維持できている。ボリュームゾーンである原付一種の減少に歯止めがかからない状況は大きく変わっていないが、それを補う形で軽二輪と原付二種が大きく伸長しており、少しフォローの風が吹いてきたのではないかと思っている。それと二輪車媒体の皆様が利用環境改善等についても含めていろいろな意味で国内二輪車ビジネスへの後押しをしてくれた結果が、徐々にだが出てきたと思っている」と、二輪車専門誌紙の役割の大きさを強調した。

懇親会は、HMJパブリックリレーション部広報課の永山清峰氏から、今回の編集長ツーリングへの参加と、昨年実施したホンダの国内二輪車新販売網「ホンダドリーム店」についての各誌紙の記事展開への感謝のことばが述べられ、ホンダ関係出席者が紹介された。

続いて永山氏から「今年4月に、二輪商品開発体制をさらに進化させる目的で、本田技研の二輪事業本部と本田技術研究所二輪R&Dセンターを組織として一体化させた事業運営体制の変更が行われ、名称が『本田技研工業二輪事業本部ものづくりセンター』となった」旨が述べられ、野村センター所長をはじめとする同センターのメンバーが紹介された。

今回のツーリングに参加予定だった本田技研の安部典明常務執行役員・二輪事業本部長が諸事情で参加できなかったため、野村センター所長があいさつ。安部常務執行役員のことばとして「日本の二輪車市場があまり伸びていないこと、高齢化等により、これから苦しくなることを課題視している。若い人にバイクに乗ってもらうためには、二輪車が世間から思われているほど危険ではなく、楽しく、人間形成としても非常にいいツールであることを認知してもらう必要がある」と述べるとともに、「安部常務執行役員と、できることを話し合っていきたい」旨を述べた。

さらに「ものづくりセンター」については、「より一層お客様に喜んで頂けて、売価を上げずにいかに価値を上げるかというところに対し、新しい商品づくり・ものづくりをするために組織を立ち上げており、できるだけ早くそうした変化が皆様に届くように頑張る。若い人に乗って頂くため、本田技研、HMJで取り組んでいく」と意気込みを述べた。

懇親会ではこのほか、初参加した新編集長や新しく立ち上げた二輪専門誌の編集長合わせて3名が紹介されたほか、二輪車の利用改善に尽力している二輪専門誌の連絡会議メンバーによる近況報告も行われた。


ホテル安比グランド内で開かれた懇親会で㊨主催者を代表してあいさつするHMJの加藤社長㊧本田技研二輪事業本部ものづくりセンターの野村所長もあいさつ


加藤社長の発声で乾杯

紙面掲載日:2019年8月23日