2025年中に発生した交通事故死者数(24時間死者数)のうち、自動二輪車(自二)乗車中(同乗中含む/以下同)および一般原動機付自転車(一般原付)乗車中を合わせた二輪車乗車中死者数が476人(前年比11人=2・3%減)にとどまり、2年連続で前年を下回ったことが、警察庁のまとめで分かった。一方で交通事故死者数全体に占める割合(構成率)は18・7%(前年比0・4ポイント増)と2年ぶりに増加している。自二乗車中死者数は2年連続の前年比減となった一方、一般原付乗車中死者数は2年ぶりの増加となっている。

自動二輪乗車中が減少、一般原付乗車中は増加

 25年の交通事故発生件数は28万7023件(前年比3872件=1・3%減)、うち死亡事故件数は2495件(同103件=4・0%減)。死者数は2547人(同116人=4・4%減)、負傷者数は33万8508人(同5887人=1・7%減)と、いずれも減少した。

 交通事故死者数全体の状態別内訳を多い順でみると(1)歩行中890人(前年比75人=7・8%減)(2)自動車乗車中(同乗中含む)869人(同7人=0・8%減)(3)自二乗車中342人(同30人=8・1%減)(4)自転車乗用中306人(同21人=6・4%減)(5)一般原付乗車中134人(同19人=16・5%増)――となっている。特定小型原動機付自転車(特定小型原付)乗車中は1人(同増減なし)、その他は5人(同2人=28・6%減)となっている。

 歩行中は大幅減となったものの、依然最多に。一般原付乗車中は大幅増となったものの、自二乗車中が大幅減となったことで、二輪車乗車中全体では減少となった。
 なお、10年前(15年)との比較では、自二乗車中が105人=23・5%減、一般原付乗車中は96人=41・7%減、二輪車乗車中全体では201人=29・7%減と、いずれも大幅減になっている。

 自二乗車中死者数を年齢層別でみると▽10~14歳2人(前年比2人増)▽15~19歳39人(同増減なし)▽20~24歳56人(同4人増)▽25~29歳27人(同5人減)▽30~34歳人11人(同2人減)▽35~39歳15人(同1人減)▽40~44歳22人(同5人減)▽45~49歳30人(同6人増)▽50~54歳38人(同9人減)▽55~59歳31人(同15人減)▽60~64歳22人(同5人減)▽65~69歳20人(同8人減)▽70~74歳16人(同8人増)▽75~79歳8人(同増減なし)▽80~84歳4人(同1人増)▽85歳以上1人(同1人減)――だった。

 一般原付乗車中死者数を年齢層別でみると▽15~19歳12人(前年比1人増)▽20~24歳7人(同4人増)▽25~29歳7人(同4人増)▽30~34歳3人(同1人増)▽35~39歳4人(同6人減)▽40~44歳6人(同5人増)▽45~49歳3人(同2人減)▽50~54歳8人(同3人増)▽55~59歳8人(同増減なし)▽60~64歳14人(同8人増)▽65~69歳11人(同2人減)▽70~74歳12人(同7人減)▽75~79歳23人(同10人増)▽80~84歳10人(同増減なし)▽85歳以上6人(同増減なし)――だった。

 自二乗車中死者数では20~24歳が構成率16・4%、一般原付乗車中死者数では75~79歳が同17・2%と顕著だ。
 ※グラフは本紙が警察庁統計をもとに作成。

2025年交通事故死者数 状態別内訳 (人;構成率%)