新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、医療現場を支援する取り組みのひとつとして、BDSグループと「BDS柏の杜友の会」(長谷川俊幸会長)との共同プロジェクトとして展開する。同サービスは、医師・看護師など医療現場で奮闘されている人に、通勤手段としてバイクを利用してもらおうと考案されたもので、最大9カ月間、無料でバイクを貸し出す。詳細は以下の通り。
医療関係者バイク無料レンタル支援サービス
●対象者:病院、診療所勤務の医師、看護師その他医療機関で働く個人
●居住対象エリア:関東近県
●レンタル車両:原付一種・二種。すべてBDSレストアショップ(認定整備工場)にて点検済みの中古車両。保険料はBDSが負担。サービス開始時は20台で、最終的には50台を予定。それ以外にも、希望に応じて小型二輪も4台用意(BMW Rnine T、ヤマハMT09、ホンダレブル250、ヤマハWR250R)。
●レンタル期間:3カ月〜9カ月。3カ月経過後、希望者には最大9カ月まで延長可能。
●申し込み方法:5月7日に開設予定の専用サイトからの申し込み。希望者多数の場合は抽選。
●車両受け渡し方法:①BASでの受け渡し②BDS柏の杜友の会(58社)会員店舗での受け渡し③レンタル利用者の住所付近のBDS会員店舗(会員店に車両受け渡しの協力要請をし、その協力手数料をBDSから会員店に支払う)での受け渡し。
※その他、事故発生時の対応や申し込みサイト等の詳細については、下記まで問い合わせのこと。
問い合わせ先:BDS医療従事者レンタルバイク支援プロジェクト室
motorcycle_rental_medical@bds.co.jp

BDSレストアショップで点検中のレンタル車両。50台以上が用意される

「二輪車業界関係者でも何か役にたてることがないかと考えた」と語るBDSの加藤丈児社長(右)と、支援プロジェクト担当の成島正幸執行役員。BDS柏の杜オークション会場(千葉県柏市)にて