兵庫県神戸市のメリケンパークにある神戸海洋博物館は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため3月初旬より臨時休館していたが、このほど約3カ月ぶりに営業を再開。同館に入る川崎重工の企業ミュージアム「カワサキワールド」も再オープンし、イタリア二輪車メーカーのビモータとカワサキとのコラボモデルや、博物館入館時に自動検温を行うカワサキ製ロボットなどで話題を集めている。

二輪車をはじめ、鉄道車両や船舶、航空機など川崎重工の様々な製品やモノ創りの技術、そして企業ヒストリーなども含めて広く紹介するカワサキワールドは、今年3月2日より新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、神戸市の対応方針に従い休館。この後、兵庫県下の緊急事態宣言解除と神戸市の新型コロナウイルス対応方針を受け、6月2日より再オープンとなった。

営業再開にともない、カワサキワールドではモーターサイクルギャラリーを一部リニューアル。二輪車に跨り乗車感覚を体験できるコーナーの新たな展示車両として、人気モデルのZ900RSとNinja650を導入し、来館者の関心度を一層高めている。

ファン垂涎のコンセプトマシンが神戸に

さらにカワサキワールド再オープンの目玉となっているのが、今回、日本初公開のBIMOTA(ビモータ)コンセプトマシン『TESI H2』の展示。独創性とこだわりのある二輪車づくりで定評のイタリア高級二輪車ブランドBIMOTAと、様々なモノ創りに精通した川崎重工グループが合作したコンセプトマシンで、同ワールド内のテクノラボ隣接スペースにおいて、威風堂々披露されている。

画像: 両ブランドのストロングポイントを活かしたプロダクトと夢の協奏に胸高鳴る

両ブランドのストロングポイントを活かしたプロダクトと夢の協奏に胸高鳴る

TESI H2は、前輪操舵にBIMOTAのアイコンとも言える特徴的なハブステアリングシステムの採用と、限定されたアルミ鍛造・アルミ削り出し部品を多用するなどイタリアブランドならではの芸術的感性に溢れる車体に、独自開発されたカワサキ製のスーパーチャージドエンジン(Ninja H2に採用)を搭載した唯一無二のスーパーコラボレーションモデル。昨秋、イタリアで開催のミラノモーターサイクルショーで初公開された同モデルは、世界のバイクファンに強烈なインパクトを与え、今も大きな反響を呼んでいる。

画像: モーターサイクルギャラリーではカワサキが昨年優勝した鈴鹿8耐レースの展示コーナーも

モーターサイクルギャラリーではカワサキが昨年優勝した鈴鹿8耐レースの展示コーナーも

このほか二輪車関連では、常設のモーターサイクルギャラリーにおいてカワサキ歴代マシンや活躍したレース車など、実車を多数展示。本格的なライディングシミュレーターも特設されている。

一方、陸・海・空などをテーマとした各ゾーンでは、0系新幹線や大型ヘリコプターなど一部実物も展示され、カワサキ製品を通じて、モノ創りの楽しさや面白さが体感できる。加えてパフォーマンスロボット(産業用ロボット含む)の展示や、カワサキ各種製品を約14mのワイドスクリーンで映像紹介する迫力のシアターなども備え、来館者を大いに楽しませている。

感染拡大防止にカワサキ製スカラロボットを活用

なお、神戸海洋博物館(カワサキワールド)では営業再開にあたり、新型コロナウイルス感染拡大予防対策として、消毒液を管内各所に配置するほか、体験展示物への常時巡回消毒、来場者の咳エチケット・ソーシャルディスタンスなどの呼び掛けなど幅広く徹底実施。また、カワサキ製の人共存型双腕スカラロボット(デュアロ2)を活用し、新開発された自動検温システムにより、全来館者の安全確保のため検温を行っている。

画像: 入館の際はカワサキ製ロボットが自動検温を行う

入館の際はカワサキ製ロボットが自動検温を行う

同システムは、双腕ロボットの右手に非接触型の温度センサーが取り付けられており、検温エリアに入った来館者は測定開始センサーの上に手を近づけ、次に検温計センサーに額を近づければ検温が開始される。体温が規定以下の場合は入館可能の合図としてロボット左手に保持するバーがゲート代わりに開いて入場可能となる。体温が規定(37・5度に設定)以上の場合はバーが開かず、係員を呼ぶ仕組みに。全作業はセンサーで感知して行われ、係員と来館者が接触することがないため、ロボットを開発した川重では新型コロナウイルス感染拡大防止に寄与するとしている。

画像: 入館料は大人900円、小人(小・中・高校生)400円 開館10時~18時(入館17時30分まで)毎週月曜日休館

入館料は大人900円、小人(小・中・高校生)400円 開館10時~18時(入館17時30分まで)毎週月曜日休館 

カワサキワールド http://www.khi.co.jp/kawasakiworld/

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