川崎重工業は、国内初となる同社製ロボットでの自動PCR検査システムを愛知県豊明市の藤田医科大学内に設置。同大と連携しPCR検査サービス事業を開始する。

自動PCR検査システムは省スペースに対応しながらも、多数の検査が迅速・可能に

川重と大学が連携し、さらなるPCR検査拡充化に期待  

川崎重工では、藤田医科大との共同研究により、医療連携を含めた自動PCR検査システムの有効性実証を進めるとともに、衛生検査所登録後、同大構内に「川崎重工業㈱藤田医科大学内PCR検査センター」を開設し、本格的にPCR検査サービスを開始させる。

新たな検査センターでは、川崎重工が藤田医科大での採取検体についてPCR検査を同システムにより実施。同大が検査結果に基づいて最終的な結果判定を行う。藤田医科大では昨年12月から1日当り最大1500検体の検査を実施し、今後検査サービス本格稼働時の1日最大2500件と合わせ国内施設で最多レベルとなる1日最大4000検体が検査可能に。今までに増して検査体制の拡充化が図られる。

川崎重工は藤田医科大との連携をはじめ、同検査サービスの展開により、日本国内の新型コロナウイルス感染症と戦う最前線の医療活動を支援していくとし、また空港などへの導入で、より安全な形での人の往来の回復、行動制限をなくすことを可能にし、経済活動の再開・復興に向けても貢献していきたいとしている。

ロボットを活用した検査体制で、医療従事者の負担軽減も

川崎重工と藤田医科大はこれまでも、㈱メディカロイドが川重、シスメックス㈱と共同開発した国産初の手術支援ロボット「hinotori™サージカルロボットシステム」のトレーニングや遠隔手術等の研究、実証施設の開設などを含め多岐にわたり連携。PCR検査の全工程をロボットで無人・自動化することにより医療従事者を感染リスクから守り、さらなるPCR検査能力の拡大・強化を目指す目的に、今回新たな検査システムを開発したもの。開発には兵庫県や神戸市の支援も得ている。

システム内部(遠視監視で安全性を確保し簡易・省人化運用)

自動PCR検査システムの概要と特長

概要/外寸=長さ12・2m幅2・5m高さ2・9m (システム本体)、検査能力=1日最大2500検体(16時間稼働の場合 

特長/▼既定PCR検査、すでに世界で認知されている方法での時間短縮(80分以内での検査実現)▼ロボットによる無人化・自動化により医師、医療従事者の負担軽減▼遠隔監視で安全性を確保し、簡易化・省人化運用④厚生労働省、医師会の推奨手法に沿った手順でのロボットによる大量検査▼省スペース対応(検査システムが40フィートコンテナ内に)▼コンテナ移動可能で様々なイベント等でも活用可能。

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