ツインリンクもてぎ内にあるホンダコレクションホールでは4月6日より「ドリームCB750FOUR誕生50年特別展示」が一般公開されている。その公開に先立ち、4月5日にプレス関係者を対象とした事前撮影会、および歴代の小型CBの試乗会がホンダコレクションホールで開催された。

スーパーカブと並ぶホンダの伝統的ブランドとなっている「CB」。CycleBetterの頭文字、またはクラブマンレースのCLUBMANからとも諸説あるというCBの語源。今ではたった2文字のアルファベットながら、多くの名車を輩出した重みのあるものとなっている。

その歴代のCBを代表するモデルとして1969年発売の「ドリームCB750FOUR」の特別展示となっているのがコレクションホールの2輪市販車のフロアで、約半分の面積がリニューアルされ、CB750FOURを筆頭に歴代のCBがずらりと展示されている。今年で、CB750FOURが誕生50年となるが、元祖CBとなる「ベンリイCB92スーパースポーツ」が1959年に登場し今年で60年、1979年に発表の「CB750F」が40年と、CBシリーズにとっては節目の年となっている。それらのモデルに加え、「ドリームCB450エクスポート」、「CBX400F」など歴代のCBに加え、CBの登場とともに切磋琢磨した他メーカーのカワサキ「900SUPER FOUR」、通称Z1などもこの特別展示では一緒に展示されている。

今回の撮影会には試乗用の車両としてベンリイCB92スーパースポーツ(59年)、ドリームCB750FOUR(69年)、ベンリイCB50(71年)、ベンリイCB90(70年)、ベンリイCB125JX(75年)が用意され、ホール裏のコースを走行し、往年のサウンドを響かせた。ベンリイCB92スーパースポーツ、CB750FOURは、ホンダコレクションホールのテストライダー/ドライバーを務める宮城光さんがライディングし、そのほかの3台はプレス関係者向けの試乗が行われた。

また、コレクションホールではレースで活躍したCBを集めた特別展示「CBレーサーの血統」も企画展としておこなっており、F・スペンサーが駆ったCB750Fレーサーや、CB750のエンジンを2つ搭載し、ボンネビル速度世界記録に挑戦したホンダホークなど貴重な車両が展示されている。

画像: コレクションホール2階にはドリームCB750FOURを筆頭に数多くの「CB」が展示されている。

コレクションホール2階にはドリームCB750FOURを筆頭に数多くの「CB」が展示されている。

画像: 誕生から50年を迎えた「ドリームCB750FOUR」(69年、左)と、60年を迎えた「ベンリイCB92スーパースポーツ」(59年)

誕生から50年を迎えた「ドリームCB750FOUR」(69年、左)と、60年を迎えた「ベンリイCB92スーパースポーツ」(59年)

画像: 往年のサウンドを響かせた「ベンリイCB50」(71年 写真=徳永茂)

往年のサウンドを響かせた「ベンリイCB50」(71年 写真=徳永茂)

画像: 「CBレーサーの血統」も貴重な車両がずらり展示

「CBレーサーの血統」も貴重な車両がずらり展示

紙面掲載日:2019年4月19日

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