今年も「二輪車安全運転全国大会」が開催された。昭和43年の第1回目から数えて、今年で第49回目となる。
二輪車に関わる業界&関係者が、どうしたらバイク事故が減るか、どうしたらライダーが楽しく安全にバイクに乗り続けられるかを考え続けた、一つの活動軌跡でもある。
頭でっかちにならず、「競技大会」という形で安全運転技術&マナー向上を図っているのは、いかにもアクティブなバイク乗り向けっぽくて、好感が持てる。47都道府県それぞれの大会から選ばれた選手が競うのは、まるでバイク版甲子園といった風で、取材している側も興奮する。会場があの鈴鹿サーキットというのも、とても楽しい。
華やかなライディングアパレルを着ているわけでなく、アクションライディングをするわけでもないが、会場で出逢ったライダーは皆、運転がとびきり上手で、立居振舞いを含めカッコ良く見えた。
※大会情報は全日本交通安全協会のホームページをご覧ください。
http://www.jtsa.or.jp
二輪車新聞編集長 本多正則