2019年中の二輪車乗車中交通事故死者(24時間死者)の数が、前年を103人=16・8%も下回り510人にまで下がったことが、警察庁のまとめで分かった。3年連続の前年比減となる。
19年の交通事故死者数は全体が3245人で前年比317人=9・0%減と、4年連続の前年比減となった。
このうち二輪車乗車中死者数は、原動機付自転車(排気量50cc以下)乗車中が149人で前年比63人=29・7%減と、2年ぶりの減少および200人以下となった。自動二輪車(同51cc以上)乗車中死者数は361人にとどまり、同40人=10・0%減と、3年連続の前年比減となった。
10年前(09年)に比べると、原付乗車中が同215人=59・1%減、自二乗車中は同166人=31・5%減、二輪車乗車中全体では同381人=42・8%減と、いずれも大幅減をみている。
このほかの19年状態別死者数は▽歩行中1176人(前年比82人=6・5%減)▽自動車乗車中1083人(同114人=9・5%減)▽自転車乗用中433人(同20人=4・4%減)▽その他13人(同2人=18・2%増)──だった。
※詳細は後日掲載。