科学技術に関する研究開発などで功績を収めた者を表彰する「科学技術分野の文部科学大臣表彰」の令和2年度受賞者が決定し、『高出力低燃費を実現した大型二輪車用過給エンジンの開発』の業績で川崎重工の技術者らが科学技術賞・開発部門を受賞した。

文部科学省では、科学技術に関する研究開発、理解増進などで顕著な成果を収めた者を表彰する「科学技術分野の文部科学大臣表彰」の令和2年度受賞者をこのほど決定。各賞のうち科学技術賞・開発部門では、『高出力低燃費を実現した大型二輪車用過給エンジンの開発』とした業績により、川崎重工業のモーターサイクル&エンジン(MC&E)カンパニー技術本部と川重本社技術開発本部技術研究所所属の技術者が受賞した。

この表彰は、科学技術に携わる者の意欲向上と日本の科学技術水準向上に寄与することを目的に、科学技術分野で顕著な成果を収め、実利用されている研究開発を行った個人やグループを対象に授賞され、その功績を讃えるもの。各賞は▽科学技術賞(開発、研究、科学技術振興、技術、理解増進の各部門)▽若手科学者賞▽創意工夫功労者賞▽研究支援賞。

画像: 二輪車部門に加え、ガスタービンや航空機など川重各部門の技術の粋を集め製作されたスーパーチャージドエンジン(Ninja H2R)

二輪車部門に加え、ガスタービンや航空機など川重各部門の技術の粋を集め製作されたスーパーチャージドエンジン(Ninja H2R)

今回、受賞業績となった大型二輪車用過給エンジンは、川崎重工のガスタービンやガスエンジン、航空機など、様々な部門の技術と英知を結集し、過給機とエンジン本体を同社で同時開発した。二輪車のエンジンに求められる、『軽量、コンパクト、俊敏な応答』を実現するとともに、高出力、低燃費を可能にした特長が高く評価された。なお、業績成果として▼NinjaH2R▼NinjaH2▼NinjaH2SXの各モデルに搭載し、昨年の東京モーターショーでも大いに話題を集めた、ニューモデルZH2にも活用し搭載されている。

画像: Ninjaに続き、注目のニューモデルZH2にも搭載

Ninjaに続き、注目のニューモデルZH2にも搭載

受賞者を代表し、MC&Eカンパニー技術本部開発部第一課・市聡顕課長は「大変名誉ある賞を頂き光栄に思います。今回の受賞は開発に関係した全員で頂いたものと感じています。この表彰を機にさらなる技術の研鑽に努め、多様化するお客様のご要望に応え、地球環境の未来に貢献するモーターサイクルの開発を推進していきます」とのコメントを寄せた。

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