同サービスの利用にはウェブサイトでの会員登録が必要で、登録後、店舗や車両、出発日返却日などを予約し、当日来店しサービス利用となる。車両レンタル開始は4月6日からであったが、会員登録受付は3月27日より開始、6月15日には登録会員数が1万人を超えた。会員の約4割は車両を所有していない。
会員の約3割が20~30代の若年層で、20代の車両を保有していない割合は過半数を超えており、若年層の関心も高いようで、ホンダとしても車両を保有していない若年層にも乗れる機会を提供できていると考えているようだ。男女別では男性が9割強を占めている。
レンタルサービスを提供している加盟店数は251店(6月11日時点)、6月4日より北海道エリア、沖縄エリアでのサービスも開始され、全国的な展開が行われている。車両に関しては、ホンダホームページにラインアップされている競技用モデルを除く全ての現行モデルが対象となっており、約1000台が登録されている。
料金は、2間までのSHORTプランから2泊3日のツーリングを想定した55時間までのLONG GOGOプランまであり、価格は排気量、種類で分かれており、最安値は50ccまでのSHORTプランで1500円となっている。
レンタル基本料金の中には対人、対物が無制限などの任意保険と24時間365日対応のロードサービスが含まれている。オプションとしてヘルメット、ライディングジャケット、グローブなどの洋用品の貸し出しも行っているが(胸部プロテクターは無料)、現在は新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため洋用品の貸し出しオプションは全加盟店で自粛されている。また、より安心して利用できる車両保険のプランも用意されている。
利用者は移動という目的だけでなく、「ホンダの新型車に乗れる」「購入を迷っていたが、乗れたことで前向きに検討している」というようなモデルの試し乗りという目的や、モンキー125やスーパーカブ110・天気の子バージョンといった話題の車両に乗りたいというような幅広い利用もみられるようだ。
4、5月の貸し出し車両トップ5は①スーパーカブ110・天気の子バージョン②モンキー125③レブル250④CBR250RR⑤CBR650Rとなっている。CB400シリーズなども人気が高いようで、普通二輪免許所持の若年層やリターンライダーなどの利用が多くみられ、CB1300スーパーボルドールSP、CRF1100Lアフリカツイン、CB650Rなどは年齢層が高めのベテランライダーの利用が多いという。
サービスを開始した加盟店の声としては、若い層の来店や、新規の来店が増え、車両の購入に至るケースなどもあり好評だという。
ホンダとしてはホンダゴーバイクレンタルの展開で、お客の利用目的は様々であるが、多くの方に二輪車を体感してもらうとともに、ホンダを認知してもらう機会が増えたと考えているようで、今後もホンダゴーバイクレンタルが二輪車への興味関心を高めてもらうきっかけになれるようクーポンキャンペーンや、各種施策、新サービスの展開などを考えているという。
20%オフクーポンプレゼントキャンペーン開催中
ホンダではホンダゴーバイクレンタル利用料金が20%オフとなるクーポンをプレゼントする「HondaGO BIKE RENTALスタートアップ キャンペーン 第二弾」を6月1日~7月31日まで実施している。
対象者は期間中に新規会員登録をした人、5月31日までに会員登録をした人、退会したものの期間中に再度登録した人で、8月31日までの期間で1回のみ使用ができる利用料金が20%オフになるクーポンがプレゼントされる。