本紙調べによる2021年上半期(1〜6月)の国内二輪4社の二輪車国内新車出荷累計台数は、前年同期に比べ2万9097台=18・6%の大幅増となる18万5307台に。4年ぶりに18万台レベルまで回復した。
20年は新型コロナウイルスの感染拡大影響で、国内工場の操業停止や生産調整等が行われ、19年同期比で7・1%の出荷減となっていた。しかし、コロナ禍で「密」を避ける交通手段として二輪車が注目されるなど、二輪車市場に変化が見られ始めた。一部で物流の滞りや半導体不足等の影響で供給遅延が見られるものの、二輪車の国内需要は拡大に転じつつある。
(2021年上半期詳細データは二輪車新聞本紙に掲載)