株式会社ビーディーエス(BDS)が、新たなバイク検索サイト「BDSバイクセンサー」を4月5日に公開する。「二輪販売店様の総合サービス会社」を標榜する同社は、2000年より二輪情報検索サイト「BBB」を運営してきた。これを全面刷新する形だ。
3月9日に開かれた同サイトの記者発表会で、BDSの徳山勇秀CEOは「(ウェブ販促について)販売店にヒアリングを重ねたところ『オートバイ検索サイトの選択肢が少ない』『掲載料金の負担が大きい』といったお悩みがあるとわかった」と説明。一方、ユーザーの側にも「新車を注文しても納車まで数か月待ち」「探しているオートバイがなかなか見つからない」といった悩みがあり、双方を解消するためBDSバイクセンサーの開発に着手したという。
・販売店にとって使いやすい
・掲載料負担を抑えつつ効果が得られる
・ユーザーにとっても欲しい車両を見つけやすい
これらを要件とし、現在、一次開発を進行中。4月5日のサイトオープン時には以下の機能を実装する。
1)楽々ログイン
オークションシステム「Jupiter2020」と連携。
同一のID/パスワードでショップ管理画面にログイン可能に。
2)支店追加・無制限
支店の登録が無制限に。
3)在庫登録機能
Jupiter2020はもちろん、他社オークション等での在庫情報も登録可能。
販売管理ツールとして活用できる。
4)落札車自動連携
オークションで落札された車両がすべて在庫として自動登録される。
販売価格等の情報を記載して手軽に公開可能。
5)在庫車両も簡単出品
Jupiter2020との連携により、オークション出品も手軽に。
6)月単位で掲載プラン変更可能
利用頻度、掲載台数に応じて利用掲載プランを変更可能。
例えばオフシーズンは負担軽減するなど、戦略に応じて柔軟に運用できる。
7)JABA減算チェック
車両番号を全ケタ入力すれば、日本二輪車オークション協会(JABA)と
連携したシステムにより、減算された履歴が判明。
情報を適切に掲載することで、販売後の重大クレーム等が防止できる。
また3月下旬には同サイトのプロモーションを開始。ウェブ展開はもちろん、夏にはTVCMの構想もある。さらにサイト公開後も二次開発を進め、12月には新機能「オークション検査証明書(仮)」を実装する予定だ(内容については3月18日付の二輪車新聞紙面にて詳報)。
この取り組みについて、記者発表会に登壇した大阪オートバイ事業協同組合・池淵香次理事長は「プロモーションも強力であり、非常にワクワクする。組合会員にも利用を勧めていきたい」と語る。
「ワクワクしている」と語る池淵理事長(大阪オートバイ事業協同組合)
⇒BDSバイクセンサー(現在は予告サイト)
https://www.bds-bikesensor.net/