日本二輪車普及安全協会(日本二普協/倉石誠司会長)は、政府らが実施した2022年(令和4年)秋の全国交通安全運動と連動させて、22年9月11日から30日までの20日間にわたり全国展開した「第47回二輪車安全運転推進運動」について、活動報告書をまとめた。
画像: 22年実施のポスターについては、従来のポスターイメージを一新、イラストにして広報活動を展開した

22年実施のポスターについては、従来のポスターイメージを一新、イラストにして広報活動を展開した

重点項目には、21年度に引き続き「交通ルールの遵守とマナーアップを重点とした安全運転の指導」を掲げ、関係する省庁および団体、国内二輪車4銘柄などのバックアップを得て、全国に広がる都府県地区二普協および地域二普協、二普協会員二輪車販売店とともに、店頭個別安全指導や二輪車安全運転実技講習「グッドライダーミーティング」(Gミーティング)、街頭点検指導活動、ポスターやチラシおよびホームページ、二輪車関連交通安全の催しなどを通じた周知活動など、安全運転普及活動を重点的に展開。20年度の推進運動からスタートさせた、全国の二輪車用品店や高速道路のサービスエリア、道の駅などでの広報活動を22年度も引き続き展開した。

「二輪車防犯登録」加入奨励も展開

同運動は、前身組織の全国二輪車安全普及協会が1976年からスタート、以降毎年行っており、22年度で通算47回目、2013年10月の組織統合で現在組織・日本二普協となってからは9回目を迎えた。政府などによる秋の全国交通安全運動(9月21日~30日)が始まる10日前の11日からスタートさせ、30日までの20日間にわたり全国展開している。

22年度は後援に内閣府、警察庁、国土交通省、文部科学省が、協力には全日本交通安全協会(二輪車安全運転推進委員会)、日本自動車工業会、全国軽自動車協会連合会、日本自動車整備振興会連合会、日本モーターサイクルスポーツ協会、日本損害保険協会、全日本指定自動車教習所協会連合会、日本自動車連盟、全国二輪車用品連合会、カワサキ安全運転推進本部、スズキ安全運転推進本部、ホンダ安全運転普及本部、ヤマハ安全普及推進本部が名を連ねた。官民を挙げた普及促進活動で、二輪車業界が推進する「バイク月間」(7~9月)の行事にも位置づけられている。

具体的な展開内容としては──

▼ヘルメットの正しい着用方法の指導啓発の推進と、プロテクター着用の推奨

統一標語として「ヘルメット あごひも しっかり締めて(指一本が入る程度)プロテクターで胸部を守ろう」を用いた広報啓発の実施=ヘルメットを正しく着用していないため、衝突時にヘルメットが脱落して、頭部損傷で死に至るケースが多発していることから、あごひもをしっかり締めることの重要さを指導啓発する。また、交通事故発生時の胸部等損傷による死亡事故防止のため、胸部プロテクター着用の効用と重要性について指導し推奨する。

▼Gミーティングの開催

二輪車運転者に対する交通事故抑止を目的とした参加体験型の安全運転講習会を開催する。実施にあたっては、警察および関係機関・団体等との緊密な連携を図ること。また、初心者・女性・高齢者の参加を図る。

▼店頭個別安全指導活動の推進

二輪車販売店にユーザーへ対して、次の活動を積極的に進めるよう働きかける。①店頭における安全運転指導の実施とGミーティングへの参加奨励②二輪車防犯登録(元「グッドライダー・防犯登録」/22年1月1日より現名称に変更)への加入奨励

▼街頭点検指導活動の推進

①街頭における車両点検指導を通して、整備不良・不正改造車の復元指導、自賠責保険加入の有無のチェック等を推進②交通ルールの遵守、駐車マナーの向上等の指導啓発を推進

▼ポスター・チラシ等の掲出・配布

①販売店その他の関係機関・団体に対し本推進運動のポスターの掲出を依頼するとともに、安全と防犯に関するチラシ等の配布を行う②二輪車リサイクルシステムについてのパンフレットの配布等を行い、その周知徹底に協力。

──などだった。

ポスターについては、従来のポスターイメージを一新してイラストに。21年度に引き続き、デジタルサイネージと併せて、二輪車販売店をはじめ、二輪車用品店、高速道路サービスエリア、道の駅などに掲載し、二輪車ユーザー、そしてユーザー以外に向けて広報展開を行った。

運動推進にあたっては①新型コロナウイルス感染症拡大防止対策②関係機関・団体との連携=関係機関・団体と連携し、それぞれの特色を活かした国民総ぐるみ運動として推進③広報活動の推進=ポスターやホームページの活用等のほか、各種イベント会場等における広報活動や新聞、テレビ、ラジオ等の広報媒体との連携等、各種広報活動を積極的に推進する──を掲げた。

運動期間中の実績を総括すると──

【各種安全運転講習会の開催(二普協独自・二推協力の講習会等)】Gミーティング開催13府県地区(札幌・青森・宮城・東京・茨城・埼玉・千葉・新潟・富山・京都・広島・宮崎・鹿児島)各1開催、受講者合計393人▽高校生安全運転講習開催7校(茨城3校・山梨2校・福岡2校)、受講生徒合計269人▽高齢者安全運転講習1県8開催(栃木8開催)▽その他二輪車安全運転講習4都県・全9開催(青森2回・茨城2回・神奈川4回・京都1回)、受講者全213人▽原付法定講習2県地区・全10回(札幌2回・福島8回)、全受講者数61人

【街頭点検整備等の実施】実施回数10都府県31開催(山形2回・東京2回・埼玉3回・山梨1回・大阪3回・広島1回・徳島1回・福岡1回・宮崎16回・沖縄1回)▽点検指導総台数394台▽整備不良台数全2台▽無保険車台数全3台

【広報活動の実施】ポスター掲示・配布数47都府県地区・合計8212枚▽チラシ配布数36都府県地区・全3万3529枚▽ホームページ掲載40都府県地区▽新聞掲載全国5県(和歌山・鳥取・島根・広島・山口)

──だった。

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