日本二輪車文化協会(AMA/吉田純一会長)は、2022年に発売された二輪車の中から人気、機能、デザインなどに優れた車両に与えられる栄誉「第5回日本バイクオブザイヤー2022」(BOTY2022)を開催。授賞式は22年12月14日、東京都内のホテルで開かれた。最も高い投票ポイントを獲得した「ザ・ベストバイクオブザイヤー2022」には「ホンダ・ダックス125」が選ばれた。
画像: ホンダ・ダックス125「ザ・ベストバイクオブザイヤー2022」に
AMAC「BOTY2022」表彰式開催

日本バイクオブザイヤーは18年から毎年行われており、今回で5回目。ビーディーエス(BDS)の後援、全国オートバイ協同組合連合会(AJ)とJIMAの協力を得て行われている。

選考部門は▽原付▽軽二輪▽小型二輪▽外国車▽電動(第4回から新設)──の5部門で、2022年モデル70機種(原付部門7機種・軽二輪部門8機種・小型二輪部門11機種・外国車部門22機種・電動部門22機種)がエントリー。その中から一般ユーザーによるウェブ投票により、各部門5機種ずつがノミネート機種に選出。選考委員による投票との合計ポイントにより、その年の日本バイクオブザイヤーが決まる。

授賞式は東京都内のホテルで開催。選考委員をはじめ、同協会会員、二輪車メーカー関係者、二輪車業界団体関係者、オートバイ議員連盟所属の国会議員、行政関係者、メディア関係者などが多く出席した。

主催者を代表してあいさつしたAMACの吉田純一会長は「日本バイクオブザイヤーは『みんなで二輪車業界を盛り上げよう』『バイク文化をこの日本にきっちりと根差していこう』ということで始めた。年々お客様も多数来られるようになり、選考も多方面の方々に行って頂いている。バイクの楽しさや震災時に役立つなどの社会的有用性に対する認識がもっと広がり、バイクが一家に1台あるということになればいいと思っている。バイク文化が伝統文化として残っていくために、日本バイクオブザイヤーが続いていくことを切に願う」旨を述べた。

画像: あいさつするAMACの吉田会長

あいさつするAMACの吉田会長

表彰式では、各部門の最優秀金賞と金賞、そして各賞獲得モデルの中で最高投票ポイントだった「ザ・ベストバイクオブザイヤー2022」として「ホンダ・ダックス125」が発表。関係者に表彰状とクリスタル製の盾が手渡された。

画像: 受賞者および出席した関係らで記念撮影

受賞者および出席した関係らで記念撮影

各部門の結果は次のとおり(カッコ内は獲得得票ポイント)。

◆原付部門【最優秀金賞】ホンダ・ダックス125(1万2602ポイント)【金賞】ホンダ・スーパーカブ110(9673ポイント)▽ヤマハ・NMAX ABS(3583ポイント)

◆軽二輪部門【最優秀金賞】カワサキ・ニンジャZX-25R SE(1万2240ポイント)【金賞】ホンダ・レブル250Sエディション(6592ポイント)▽スズキ・Vストローム250ABS(4078ポイント)

◆小型二輪部門【最優秀金賞】カワサキ・Z900RS50thアニバーサリー(9760ポイント)【金賞】カワサキ・ニンジャH2SX SE(3496ポイント)▽ホンダ・CBR1000RR-RファイアブレードSP30thアニバーサリー(3264ポイント)

◆外国車部門【最優秀金賞】ハーレーダビッドソン・スポーツスターS(3931ポイント)【金賞】ハーレーダビッドソン・ナイトスター(3641ポイント)▽ドゥカティ・ストリートファイターV2(2873ポイント)

◆電動部門【最優秀金賞】ホンダ・ジャイロキャノピーe:(5711ポイント)【金賞】BMW・CE04(5693ポイント)▽ヤマハ・E-VinoE(5432ポイント)

表彰式冒頭には選考委員の能楽師・大倉正之助氏が恒例の演奏を披露

来賓を代表してあいさつする逢沢一郎衆議院議員

来賓を代表してあいさつする石井章参議院議員

選考委員の三原じゅん子参議院議員はプレゼンターも務めた

This article is a sponsored article by
''.