2023年の国内4社の新車国内出荷台数詳細(本紙調べ)が明らかになった。全体で前年比8289台=2・2%増の37万7082台と、前年を超える水準となった。その中にあって原付二種は、22年の10万1749台から5万台近く増え、1998年以来25年ぶりに14万台を超え、対前年比で46・1%増となる14万8646台の出荷を記録した。
新型コロナウイルス感染症拡大のマイナス影響が続き、各銘柄とも一時大幅な出荷減少となった時期があったが、コロナ禍で二輪車のモビリティとして魅力が再認識されたこともあって、出荷は復調。ただし、依然として23年は一部機種で部品調達の遅れによる供給遅延が続き、月によって出荷数に大きな変動が見られた。