ヤマハ発動機販売(石井謙司社長)は全ヤマハ・オーナーやファンを対象とした「ヤマハモーターサイクルデイ2019」を、9月28日に東会場(ふじてんリゾート/山梨県)で開催した。これまでプロダクトブランド別に開催していたイベントを昨年1本化し、すべてのヤマハファンへ向けた交流の場の提供としてスタートさせたが、今年も共通コンテンツの下、東西の会場で盛大に開催された。

9月7日の西会場(阿蘇ミルク牧場/熊本県)には1300人、東会場は3400人と総勢約4700人にのぼるヤマハファンが全国から集まった。

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9月は週末ごとに台風が各地に上陸するなど心配された天候だったが、富士山周辺は朝から晴れ渡り絶好のイベント日和に。9時の開場を待つ大勢のファンらを前に、石井社長が参加への感謝の言葉とともに「ヤマハは〝感動創造企業〟のスローガンのもと、みなさんと一生のお付き合いが出来るような活動を続けていきたい」とあいさつ。その後、ふじてんリゾート支配人ら関係者に加え、岐阜から会場に1番乗りしたライダーをも交えてオープニングのテープカットがされた。

会場出入口すぐには、販売好調なSR400やYZF-R3ABSのほか、プレストコーポレーションが扱うYZR-R1/R6など海外モデルも含めヤマハのラインアップ全24車種のタッチ&トライコーナーを用意。そのほかにもナイスライド募金コーナー、グッズ販売コーナー、コンストラクターブースなどが設けられ、各ブースとも常に人だかりが。特に500枚限定の記念Tシャツ販売ブースには、長蛇の列が出来た。

また、電動アシスト自転車PASやYPJシリーズの試乗会も開催。スキー場斜面を利用したYPJの試乗コースでは、多くのライダーがスポーツ電動自転車の乗り味を試していた。

特設ステージでは「ヤマハ・ナイスライド募金」の贈呈式を挙行。これはヤマハ販売店やユーザーからの募金を、盲導犬の育成資金として日本盲導犬協会に贈るもので、18年度募金総額は136万6595円で、89年以来30年間での募金累計は9522万0514円にのぼった。式では石井社長から同協会日本盲導犬総合センターの佐野智浩センター長に寄付金の目録を、同協会からは石井社長に募金に対する感謝状が贈られた。

企業が行う募金活動はその業績に左右され、継続支援は難しいものなのだが、「ヤマハは30年もの長きに渡って途切れることなくお付き合いいただいている企業。心から感謝している」と佐野氏は語る。

その他、ステージでは人気モトブロガーRAMPAGE MONKEYによる「トークショー&じゃんけん大会」や「チャリティオークション」を実施。2019MoToGP日本グランプリ10組20名のペアチケットや、出展各社からのレアで豪華な協賛品が多数出品。大勢のライダーらが参加し、活発で楽しいセリの応酬が展開され、チャリティー売上げに貢献。東西会場の売上金とブースでの募金合計54万2582万円が「ヤマハ・ナイスライド募金」に寄付された。なお、会場では地元で採れる鳴沢菜入りのおやきや、ブルベリースイーツなどのフードコーナーが設けられ来場者を満足させるとともに、観光PRや地域振興に一役買っていた。

ヤマハ発動機販売の石井社長は「全ヤマハファンを対象とした交流イベントとして2回目の開催となるが、今回も若い参加者が多く、しかもみなさんのマナーが良いのは嬉しい。今後、ユーザーと販売店とメーカーが三位一体となった、まさに〝オールヤマハ〟となる、ブランドを立てたイベントをやっていきたい」と、来年以降のイベント開催への意気込みを語った。

画像: 参加者とコンストラクター合同での記念撮影

参加者とコンストラクター合同での記念撮影

画像: 会場一番乗りの参加者㊧も加わってのテープカットセレモニー

会場一番乗りの参加者㊧も加わってのテープカットセレモニー

画像: 若い参加者が目立ったタッチ&トライコーナー

若い参加者が目立ったタッチ&トライコーナー

画像: ナイスライド募金の贈呈式。感謝状を手にする石井社長(左から2人目)

ナイスライド募金の贈呈式。感謝状を手にする石井社長(左から2人目)

画像: 立地を生かしたYPJダウンヒル試乗会も人気

立地を生かしたYPJダウンヒル試乗会も人気

紙面掲載日:2019年10月18日

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