関西から放送する人気のバイク情報番組「ライクアウインド」(サンテレビ毎週日曜深夜12時15分よりOA)が開始から今年15年目となり、コロナ禍でも元気にロケや取材を続行するなど、バイクファンを毎週楽しませている。番組ではこれまで、様々な名物企画や特集、主催イベントなどを生み出し、現在も広くライダーに人気の様々なコンテンツを次々に制作。
快走続ける関西発の老舗番組は来年で通算800回を迎える──。
画像: バイク情報番組「ライクアウインド」快走 
放送開始から15年目、話題企画も続々投入

数々の人気企画が話題に 初の番組生配信も実現へ

バイクをテーマとした地上波番組は非常に珍しく、ローカルながら、ロケ地や取材エリアは全国に広がり、各地の名所、穴場スポットなどを巡るツーリング特集は人気企画の一つに。また、バイク情報番組だけあって、ニューモデルインプレッションやバイク関連の最新ニュースはもちろん、番組主催のレース、ユーザーミーティングなどのイベント模様も盛り込み、エンターテインメント性溢れるコンテンツで構成。

出演者もバイク大好きのタレントやモデル、シンガーソングライターなどのほか、二輪業界人や現役プロライダーも加わり、各人の魅力あるパーソナリティーにより番組は一層盛り上っている。地上波放送は関西圏とするが、番組ホームページからも最新オンエアや過去の放送回を視聴でき、番組ファンは全国でも拡充中だ。

画像: 名物企画も様々放送されている(画像は必殺実験人の一コマ)

名物企画も様々放送されている(画像は必殺実験人の一コマ)

名物人気企画も続々 語り継がれる伝説回

ライクアウインドではこれまで様々な人気の名物企画を生んでいる。
番組プロデューサー・小西池祥司氏の印象深かった企画の一つに、女性たちによるバイクチーム活動がある。

今では珍しくない女子会的な集いのバイクチームだが、10年以上を遡る当時、カジュアルにロードバイクを乗りこなす女性もそれほど多くなく、しかも女性限定メンバーによるバイクチームはあまり前例がなかったという。そこで、まだまだ男性の趣味としてカテゴライズされていたバイク界に風穴を開けるべく、「若年層の女性に、もっとバイクに興味を持ってもらい、身近で敷居の低い趣味にしたい」との同氏の熱い想いと願いから、番組で女性ライダーを募り、バイクチームが結成された。

チーム名はライクアウインドとレディースの頭文字“L”に因み、「チームL」と名付けられ、女性数10人の大所帯によるツーリング活動は幾度となく番組内で放送、大いに話題を集めた。

活動最盛期には総勢150人にのぼる女性がチームに所属するなど、その活動と普及は少なからず今のバイク女子たちの先駆けとなったと小西池プロデューサーは自負している。

番組でツーリングやイベント参加など、様々な活動を展開した『チームL』当時のスナップ

また、同時期に人気企画「必殺実験人」がスタート。バイクに関するあらゆる疑問を体を張って検証するスタッフ体感型ドキュメントは、かなりの反響を呼んだという。

例えば、『大阪市内中心部にある御堂筋(梅田~難波)4㎞区間を、30ほどある信号に止まらず走破可能か?』『びしょ濡れの上着はバイクに乗って何分で乾かすことができるのか?』──など都市伝説的な様々な疑問に、当時若手音声マンだった重岡達也さん(ライクアウインド現制作進行担当)が体当たりで実験検証し答えを導いた。

数々の実験人検証の中でも2010年北海道ツーリングの放送回は今も伝説として語り継がれている。
『真冬の北海道で楽しくツーリングできるのか?』との問いに、重岡実験人は5日間にわたる冬の北海道ツーリングを敢行し検証してみせた。支笏湖をスタートし、帯広、阿寒湖、紋別、美深などを経て、ゴール地の宗谷岬へ。極寒の中で雪中エンデューロと化した道を駆け抜け、途中、再三の転倒もめげず、日本最北端まで見事走破。その壮絶な検証ロケは、今ではコンプライアンス上の問題でお蔵入りかもしれないが…。

番組では北海道極寒ツーリングの模様も含めて「実験人」を再度放送。過酷だった当時の模様が改めて振り返られ、出演者の感動を呼ぶ場面も。また番組では実験して欲しいネタを再び募集している。

画像: 見事過酷な北海道極寒ツーリングを完走、疑問通り、楽しく(!?)検証してみせた実験人

見事過酷な北海道極寒ツーリングを完走、疑問通り、楽しく(!?)検証してみせた実験人

バイクファンを関西から元気に 番組初の5時間生配信を実現!!

コロナウイルスの影響で、モーターサイクルショーをはじめ様々なバイクイベントが中止となる中、関西から全国のライダーや二輪業界を盛り上げようと、春先にはライクアウインド初の生配信イベントを無観客で開催した。

画像: 無観客での番組生配信イベントは会場を伏せて開催された(実は大阪・南港ATC)

無観客での番組生配信イベントは会場を伏せて開催された(実は大阪・南港ATC)

本来なら大阪モーターサイクルショー(2020年は中止)の開幕日だった3月20日、生配信イベントは開催され、番組レギュラー陣と東京からのゲストも交え、賑やかなステージとなった。

前代未聞の企画とあって冒頭から出演者やスタッフらもテンションを高く元気よく進行。イベントには大阪モーターサイクルショーの頭文字O・M・C・Sに因んで『大阪から、みんなを、ちょっと、スマイルに』とした前向きなタイトルが設定され、笑顔の絶えない、生配信イベントが目指された。

当日の配信内容は、気心知れた出演者によるクロストーク(今春発表されたニューモデルも話題に)をはじめ、バイクパーツ・関連用品を紹介する「メーカーさんいらっしゃい」、アニメ声優による「このバイクはこんな風にしゃべるに違いない」など、様々な企画を盛り込んだ。このほか番組レギュラーでもあるシンガーソングライターの音楽ライブも企画され、コンテンツは目白押し。番組SNSなどで視聴者との交流も図るなど、番組は終始盛り上がりを見せて、5時間の生配信は無事幕を閉じた。

今回の無観客イベントを企画し実現させた小西池プロデューサーは──

画像: 関西からバイク界を盛り上げる「ライクアウインド」番組プロデューサーの小西池祥司氏

関西からバイク界を盛り上げる「ライクアウインド」番組プロデューサーの小西池祥司氏

「新型コロナウイルス感染症拡大影響に伴う緊急事態宣言が発令される前ではあったものの、人の集まる催しなどは当然難しく思われた。しかし、その厳しい状況下でありながらも開催の可能性を模索。その中で屋外において3密を避け、しかも人を集めない無観客イベントであれば実施は可能と決断した。

無観客ということで、ライブ配信会場も出演者やスタッフ・関係者以外は極秘とし、番組ファンには申し訳なかったがイベント開催告知を一切行わなかった。配信当日は混乱やトラブルもなく5時間におよぶ生配信が実現できた。

今回の開催はご賛同頂いた各企業様のご協力とご支援のおかげと改めて感謝申し上げたい。生配信を通じ、出演者・番組スタッフは全国に活気や笑顔を数多く振りまいた一方で、全国の番組ファンやライダー、広く一般の皆様から多くの励ましの言葉や好感ある反響を頂き、こちらが逆に元気づけられたほど貴重な体験となった」と頬を緩ませながら当時を振り返った。

この生配信の模様は、番組ホームページから視聴可能で、今なお反響を呼んでいるという。

「関西からバイク情報を発信続けて15年──。放送1000回を目指して、これからもアグレッシブで楽しい番組を作っていきたい」と小西池プロデューサーは意気込みを新たにした。

ライクアウインドは、企業PRビデオや番組制作など動画映像企画制作を本業とする㈱ヴァンズ凸(大阪市)が独自制作し、2006年4月より放送している。番組の詳しい情報やアーカイブ映像の視聴はライクアウインドホームページへ

https://www.likeawind.jp/

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