「バイクライフを永続的に楽しんでいただくためには」
(株)デイトナ代表取締役社長 織田哲司氏【下】
前身の阿部商事㈱設立が1972年。カスタムパーツを主力に成長を遂げ、85年に現社名の㈱デイトナとなり、97年には株式公開を果たした。やがてレーサーレプリカやアメリカン、ビッグスクーターのような大ブームが起きなくなってくると、そのカスタム需要に応えて成長する事業モデルは曲がり角に。リーマンショックにも直面し、「このままでは会社がなくなってしまう」という苦境も味わった。改めてユーザー動向をつぶさに見たデイトナは「快適・便利をキーワードにした商品」に活路を求め、再び成長軌道に。前編に続き、三代目社長・織田哲司氏に聞く。