日本自動車工業会(自工会/豊田章男会長)は9月21日(月)から、「自工会・2020年秋の交通安全キャンペーン」を、政府らが実施する秋の全国交通安全運動(9月21日〜30日)と連動させてスタート。12月31日(木)までの3カ月以上にわたり展開する。
画像: 二輪のライダーと同乗者向けには「あごひもをしっかり締める」「プロテクターを着用する」を呼びかける柳原可奈子さん

二輪のライダーと同乗者向けには「あごひもをしっかり締める」「プロテクターを着用する」を呼びかける柳原可奈子さん

自工会では毎年、政府が行う春と秋の全国交通安全運動と連動させ、それぞれ春と秋に様々な媒体を使った交通安全キャンペーンを展開している。

今回は▼二輪のライダーと同乗者向け=ヘルメットの正しい着用促進、胸部プロテクターの着用促進▼四輪ドライバー向け=夕方早めのヘッドライト点灯促進、ハイビームの有効活用促進▼高齢歩行者向け=夕暮れ時の道路横断への注意喚起・反射材の着用促進──と、それぞれ訴求テーマを設けて展開する。

二輪車については、乗車中の死亡事故の致命傷となった損傷部位の約68%が頭部・胸部である(19年)こと、また、乗車中事故死者のうち約30%が事故時にヘルメットが離脱していることから、ライダーと同乗者に、あごひもをしっかり締めるなどの「ヘルメットの正しい着用」や、「胸部プロテクターの着用推奨」を訴求する。

キャンペーンスローガンは、秋の交通安全のおまじないとしてハヤ・ピカ・ハット(車に乗ったら、夕暮れハヤめのヘッドライトを点けて、暗い道では対向車などに気を付けて、ハイビームでピカッと、歩行者は反射材で“パット”明るく)──を設定。日本人に古くから馴染みのある「おまじない」に着目し、日本交通心理学会協力のもと、心理学的に効果のある「おまじない」を開発。

そのおまじないを唱える交通安全の魔法使いとして昨年春から起用しているタレント柳原可奈子さんが訴求するスペシャルムービーを、動画投稿サイトのYouTubeやキャンペーンサイトなど各メディアに配信する。

画像: 「ヘルメットの正しい着用」「胸部プロテクターの着用」
秋の交通安全キャンペーン/自工会


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