二輪車防犯登録とは、ユーザーの二輪車の盗難抑止および、万が一盗難に遭った場合の早期発見を目的に、日本二普協が警察の指導のもとに運営している二輪車の防犯システムだ。
二輪車防犯登録に加入すると、その車両に関するデータが警察の照会センターに登録される。車両には登録番号が記載された二輪車防犯登録ステッカーが貼付され、ユーザーには真の所有者の証となるユーザーカードが発行される。現場の警察官が不審な車両を発見した場合、このステッカーを見て全国いつでもどこでも瞬時に所有者の照会ができるため、盗難・放置された車両の早期発見が可能となる。ステッカーがはがされていても、車両ナンバーやフレーム番号から照会することもできる。
今年1月より旧名称の「グッドライダー・防犯登録」を「二輪車防犯登録」に改称。新たな名称での普及促進月間展開となる。
この普及促進月間を実施することで、全国の二輪車販売店、各都道府警察本部および警察署その他関係機関・団体に対して当該月間実施ポスターおよび二輪車防犯登録三つ折りリーフレットを広く配布し、ポスターの掲示を依頼する。また、新聞、雑誌等を通じ当該月間実施について広報などをすることにより、販売店をはじめ関係機関・団体に二輪車防犯登録の周知徹底を図るとともに、併せて販売店の二輪車防犯登録率の向上を図り、二輪車防犯登録の一層の普及推進を図る。
具体的展開は①二輪車防犯登録取扱販売店等の店内②都道府県警察本部や警察署の部内者用および部外者用の各掲示板──の場所の管理者にポスターの掲示を依頼するとともに、二輪車防犯登録三つ折りリーフレットを配布する▼ホームページに二輪車防犯登録制度概要が掲載されていない都道府県警察本部に、同制度の概要について掲載を依頼する▼日本二普協、二輪4卸販売会社、地域卸販売会社のホームページに、二輪車防犯登録制度の概要および本月間実施について掲載を依頼する──である。