![画像: テックメイトジャパン
鉛/リチウム電池を判別する
OptiMATE 2 DUO充電器を投入](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783525/rc/2022/10/28/bd46cb9f0fb7823f35dfe97f7f8335775dc7ca37_xlarge.jpg)
オプティメイト2デュオ(税込価格1万5400円)が持つ最大の特徴は、12V鉛バッテリーと12.8Vリン酸鉄リチウムバッテリーに自動対応すること。いずれのタイプのバッテリーであるかを自動で判別し、それぞれに適した充電プログラムを実行するのである。
つまり、放置などにより深放電した(セルスターターを回すことのできない状態の)鉛バッテリーには、電流を細かく送り活性化させる「パルス充電」を実行。同じく深放電したリチウムバッテリーであれば、まずダメージを与えないよう約200mAの「低電流」で安全に充電し、バッテリーの状態をテストしながら、状態が良くなってきたら電流を少しずつ増やしていく。あるいはもし内部に損傷があれば、充電を中断することもあるといった具合だ。
そうしてバッテリーを満充電にさせた後は、メンテナンスモードに。鉛バッテリーなら1時間ごとにメンテナンス充電し、リチウムバッテリーであれば必要な場合にのみメンテナンス充電を行う。
![画像: バッテリーの種類と状態により、最適な充電を行う](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783525/rc/2022/10/28/53aecb022183959bc1f0a4a34075a9ef90a051b5_xlarge.jpg)
バッテリーの種類と状態により、最適な充電を行う
24時間・365日、安全にバッテリーを保守するこの充電器。テックメイトジャパンの岩渕社長は「新旧さまざまなバイクをお持ちのオーナー様はもちろん、中古車を取り扱う販売店様にもご利用いただいている」と語る。
中古車両を扱う以上、それこそ鉛バッテリー搭載車もあれば、リチウムバッテリー搭載車を仕入れることもある……というわけである。
そして高出力であることも本製品の特徴。12V2A出力で、リッターバイクや乗用車にも安心して使用できる。従来の二輪車用オプティメイト充電器で最も売れ筋「オプティメイト4」が1Aであるのに対し2倍の出力を誇るのである。
![画像: バッテリー端子に常時接続するケーブルも同梱](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783525/rc/2022/10/28/9f2de270c9724241418f1d02ba300f5b5ebe3174_xlarge.jpg)
バッテリー端子に常時接続するケーブルも同梱
「例えばハーレーダビッドソンなどのバッテリーを充電するのに半日〜1日かかっていた充電が、数時間で完了する。これがオプティメイト2デュオの大きなメリットだ。そしてバッテリー診断機能もオプティメイト4に比べ簡素化されており、満充電後のメンテナンスモードに移行するスピードも迅速。充電を素早く終わらせたい方、ピットで使用する整備士の方にお勧めしたい充電器だ。逆に、ゆっくり、じっくり充電を行い、バッテリー診断も細かく行いたい方には、オプティメイト4をお勧めしている」
岩渕社長はそう解説する。
![画像: テックメイトジャパン・岩渕社長](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783525/rc/2022/10/28/457a0c50461b76c5d14947d559a3dcf0a0421faa_xlarge.jpg)
テックメイトジャパン・岩渕社長
本製品は現在、テックメイト・オプティメイト公式ストア(アマゾン)で販売されている。有力用品店でも販売予定だが、ネット販売については「テックメイト公式トレーニング」をしっかり受講し、同社の認定するネットショップのみが販売できるようにしていく。ユーザーに対して正しい商品説明、迅速なクレーム対応などを尽くすためだ。
続けて同社では「オプティメイト・ソーラー10Wデュオ トラベルキット」(税込価格1万9800円)も発売している。商品取り扱いに関する問い合わせは下記まで。
◆テックメイトジャパン info@tecmate.co.jp
![画像: オプティメイト・ソーラー10Wデュオ トラベルキット](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783525/rc/2022/11/01/f107b271ead7c5d5797fa60211a1d1334cd24dd3_xlarge.jpg)
オプティメイト・ソーラー10Wデュオ トラベルキット