元モトGPライダーの中野真矢氏がプロデュースするブランド「56design」が4月1日、複合施設「LAKESIDE TERRACE(レイクサイドテラス)」をプレオープンさせた。千葉県東金市ときがね湖を望む「56design本店ショールーム」。隣には本格的なナポリピッツァやエスプレッソを提供する「Fioretto(フィオレット)」が。この2棟あわせてレイクサイドテラスと称する。地域の人々に愛されるイタリアンレストランを主軸として、ライダーがツーリングのハブとして気軽に立ち寄れるような施設を目指す。

画像: ツーリングの合間などに湖畔でくつろげる

ツーリングの合間などに湖畔でくつろげる

施設の近くには中野氏が卒業した千葉県立東金高等学校があり、フィオレット店主の椎名崇シェフも同校の同期生だった。千葉県市原市で営んでいた店を閉め、新たにフィオレットをスタートさせた椎名シェフ。プレオープンに先立ち、3月31日に開かれたプレス向けイベントで「真矢君からレイクサイドテラスの構想を聞き『これは自分がやるしかない』と手を挙げた」と語った。

画像: フィオレット店主の椎名崇シェフ

フィオレット店主の椎名崇シェフ

同イベントであいさつに立った中野氏は「56designを立ち上げて15年。お世話になった二輪車業界に対して、何か出来ることはないかと考えていた」と明かす。地域の方々に椎名シェフの料理を楽しみながら「バイクに乗りたい」「かっこいいな」と思ってもらえればと期待している。またGPライダーとして転戦する中で触れた、欧州のような二輪車文化も根付かせることができればという希望も。

画像: プレオープン前日のプレス向けイベントであいさつする中野真矢氏

プレオープン前日のプレス向けイベントであいさつする中野真矢氏

こうした思いを受け、店舗デザインに当たった㈱キャップデザインスタジオの常川貴扶社長はこう振り返る。

「(56designに関わる)皆さんのあたたかい気持ちが伝わる空間。真矢さんの目指したコンセプトを形にできたのではないか。思いやりに満ちた現場で、我々もいい仕事ができた」

今年10月に15周年を迎える56design。役員を務める関友則氏も壇上に立ち、「20周年を迎えるときにはカフェを設けたい、と話していたのが5年前。つまり10周年のこと。その構想がなんと5年も前倒しに」と、感慨深げに語った。

画像: あいさつに立つ関友則役員

あいさつに立つ関友則役員

レイクサイドテラスのグランドオープンは10月1日を予定。それまで56design本店ショールームは土・日・祝日のみの営業となる。

画像: イベントには中野氏(左端)の〝育ての親〟鈴木忠男氏(中央)、アライヘルメットの新井章仁副社長(右端)も駆け付けた

イベントには中野氏(左端)の〝育ての親〟鈴木忠男氏(中央)、アライヘルメットの新井章仁副社長(右端)も駆け付けた

◆56design本店ショールーム=千葉県東金市日吉台4-791-7▽℡0475-55-0356▽定休日=月曜~金曜日
https://www.56-design.com/shop-info

◆Cafe&Pizzeria-Fioretto(フィオレット)=千葉県東金市日吉台4-791-4▽℡0475-77-7330▽定休日=毎週火曜日、第2・第4月曜日

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