画像: https://tecmate.co.jp/product/optimate4-quad/
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テックメイト社(TecMate、本社ベルギー)の日本法人であるテックメイトジャパン(東京都東久留米市、岩渕和久社長)は、新製品『OptiMate4Quad(オプティメイト4クアッド)充電器』の国内販売を9月より開始した。

テックメイトジャパンの岩渕社長

オプティメイトは、トライアンフやKTM、ドゥカティなど大手メーカーからOEM指定されるなど信頼性ある充電器。今回発売されたモデルは、以下4つの充電プログラムを備えることから「クアッド」の名が冠されている。

 1.鉛バッテリーへの直充電
 2.鉛バッテリーへのヘラー・キャンバス経由充電
 3.リチウムバッテリーへの直充電
 4.リチウムバッテリーへのヘラー・キャンバス経由充電

上記2および4は、BMWモトラッドに採用されているヘラーソケットに差し込み充電できるプログラム。ユーザーはそれぞれ所有する車両に適したプログラムを選択して接続すれば、バッテリーの状態に合わせた充電ができる。

12V鉛バッテリーに直充電したい場合は、本器の青いPb鉛モードを選択。付属のケーブルで接続すると、測定された電圧に応じてLEDランプ3または4が点灯する。0.5Vから充電が開始され、サルフェーション溶解、回復充電、低電圧回復充電を含むバッテリー回復機能が始動するという運びだ。

この接続・測定した時、LEDランプ3が点灯したなら充電状態が50%以下。あるいは深く放電されている可能性もある。本器が深放電と測定した場合は、通常の充電ができるよう、プログラムされたパルスにより回復充電を行う。充電状態が50%に達するとLED4が点灯、そのまま通常充電へと移行する。そして充電状態が75%に達するとLED5が点灯。満充電となれば緑のLED6が点灯し、バッテリーの電圧効果テストを実行する。

画像: バッテリー充電中はLEDランプ3~5が点灯。充電完了すると6が点灯する

バッテリー充電中はLEDランプ3~5が点灯。充電完了すると6が点灯する

テスト終了後は、長期間メンテナンス充電プログラムに移行。鉛バッテリーの場合は30分充電し、30分休息を繰り返す。サルフェーションの付着を防ぎつつ、バッテリーへの負荷を極力減らす充電方式だ。

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーへの充電ならば、緑のLFPモードを選択。鉛の場合と同様、測定された電圧に応じて最適な回復機能が作動する。リチウムは深放電するとスリープモード(バッテリーマネジメント・システム=BMSの保護機能)が働く場合もある。そんな時は黒い選択ボタンを押してやると、BMSがリセットされ、充電が始まる。そしてLED3→4→5→6と進行していく。充電完了後、リチウムバッテリーのメンテナンスプログラムは、一定の電圧を下回ったら30分間補充電を行う。必要な時だけ充電を行い、バッテリーの劣化を防ぐ充電方式だ。

BMWバイクのバッテリー充電では、鉛(青)もしくはリチウム(緑)のキャンバスLEDモードを選択し、オプションケーブルの「O-09」ヘラーソケット・コネクターを差し込めば充電を開始する。

なおオプティメイト4クアッドは100Vから240Vまで、世界各国のAC電源に対応。日本仕様では100V対応のプラグが同梱されている。充電器は完全に密閉されており、壁に固定することも可能。または付属の吊り下げフックで充電する車両に引っ掛けてもいい。

画像: 3本体と付属のワニ口クリップ、車両取付用ケーブル、吊り下げフック

3本体と付属のワニ口クリップ、車両取付用ケーブル、吊り下げフック

このオプティメイト4クアッド、最大出力は従来型(オプティメイト4デュアル)より25%アップの1.25A。BMWを含む複数台のバイクを所有するライダー、あるいは販売店にとっても頼もしいバッテリー充電器となっている。商品取り扱いに関する問い合わせは下記まで。

▽OptiMate4Quad(オプティメイト4クアッド)充電器
税込価格=1万6500円 
テックメイトジャパン㈱
info@tecmate.co.jp
https://tecmate.co.jp/

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