クシタニは2月、韓国にレーシングギア専門店「KUSHITANI RACINGSPEC. STORE KOREA」を開業した。

クシタニ初のレーシングギア専門店

同店舗では車両整備からタイヤのメンテナンス、レーシングスーツをはじめとする走行装具類の販売、レースのサポート業務まで幅広く、ロードレースに特化したトータルサービスを提供する。

これまでソウル市内には、ツーリングギアをメインとするショップを展開していたが、レーシングギア専門店はクシタニとしても世界初の試みとなる。

画像: レースに付随するギア等のすべてが揃っている

レースに付随するギア等のすべてが揃っている

画像: 韓国店舗スタッフらとともに

韓国店舗スタッフらとともに

「東京にもレース専門店を作りたい」
   ──クシタニ東京代表取締役社長 櫛谷信夫氏

画像: クシタニ東京の櫛谷社長

クシタニ東京の櫛谷社長

今後、5月にはクアラルンプール(マレーシア)にも店舗をオープン予定で、同国では「クシタニカフェ」の展開も予定している。

韓国、台湾、中国は、日本と同じように暑くて寒いという気候なので、日本と同じ製品を提供できる。タイ、マレーシア、フィリピン、シンガポール、インドネシア、フィリピンなどは、年間平均気温が27度以上と高いため製品ラインアップはグッと減るが、バイク熱が高くライダーの数が多いのでそれに合わせた製品を供給できる。

クシタニは、アジアフィットするライディングウエアを作っているので、このブロックの開拓に既に入っている。

海外展開していくうえでの考えは極めてシンプルだ。「日本で展開しているパッケージをそのままそれぞれの国に持っていくだけ」。これまで、モノだけを出して売り先を見つける、といったようなケースが多かったと思うが、レーシングスーツのメンテナンスサービスやウエア類のフィッティングサービスなどもひっくるめて、日本でのやり方をそのまま持っていくのが理想だと考えている。

ライディングギア関連店舗だけでなく、ユーザーサービスの一つである「クシタニカフェ」の展開も同様だ。韓国の展開が先になったが、近い将来、東京にもレーシングギア専門店を作りたいと思っている。

画像: KUSHITANI RACINGSPEC. STORE KOREA▼276 Dongil-ro, Gwangjin District, Seoul

KUSHITANI RACINGSPEC. STORE KOREA▼276 Dongil-ro, Gwangjin District, Seoul

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