河北新報他各新聞に「バイクで変わる人生」というタイトルの、連載コラムを掲載していた。昨年秋に連載は終わったのだが、嬉しい出来事があった。
たまたま10年ぶりに会った高校時代の友人曰く「おまえの記事のおかげで、再びバイクに乗りたくなった。バイク乗りに戻れた。カミさんを説得するのに最高の材料だったよ。バイクに乗りだして毎日がなんだか楽しい。いつか一緒に温泉行こう」と。
60歳を越え、まだ現役でバイクライフを楽しめることに感謝しつつ、16歳から走り続けてきた自分の二輪車人生を振り返る良い機会だった。一般紙なので、バイクに興味がない人が多いことを知っていながらも、一貫して「バイクに乗ってみてください」としつこく言い続けている自分がいた。そんな本心が通じて、素直に嬉しかった。
二輪車新聞の購読者なら、バイクが持つ不思議な力のことはとっくにご存知のはずだ。「バイクで人生が変わる」ことを、まだ乗ったことのない人に伝えてほしい。