先日、女性限定のツーリングイベント「荒川静香さんと行く湘南ゆったりツーリング」の取材にでかけた。最近の女性ライダーはとてもおしゃれで、参加者が駐車場に集まると、そこがぱっと色鮮やかになったのが印象的だった。

そのなかでも、ひときわ目を引いたのは、ライディングウェアを身にまとった荒川静香さんの姿。バイクにまたがる様子が板についていて、実にスタイリッシュだった。

ライフスタイルの変化を機に、バイクを降りてしまうことの多い女性ライダー。彼女たちにとって、出産を経て再びツーリングを楽しむ荒川さんは、勇気付けられる存在ではないだろうか。また、荒川さんを見て二輪免許を取る人も、今後増えていくだろう。

荒川さんご自身も、バイクに乗ったきっかけは、街なかでみかけた女性ライダーが格好よかったからだという。二輪車の場合、運転している姿をどこで誰に見られているか分からない。

「ライダーって素敵な人たち」というイメージを与えられるよう、マナーはもちろん身なりにも気を使うようにしていきたい。そんなことを考えながら、目方が増えた体重計の目盛を、穴が開くほど見つめていた。

二輪車新聞編集部 記者 坂野亜夢

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