先日、カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2018」へ行ってきました。モーターショーやモーターサイクルショーのカメラ版とでも言いましょうか。最新のカメラや周辺機器が並び、発売前の製品を実際に手にとって試すこともできる展示会です。会場は熱気に溢れていて、3月1日~4日の総来場者数は歴代最多の6万8,111人だったそうです。
![画像1: カメラとバイクの類似性](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783525/rc/2020/02/18/6abec45a80632464343ee2d69a92045ca10d1a67_xlarge.jpg)
![画像2: カメラとバイクの類似性](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783525/rc/2020/02/18/63fd19a8a9f267507c37d42570ee981274c51178_xlarge.jpg)
私はプライベートでも写真が趣味で、仕事では一眼レフ、ツーリング先や散歩用には機動性の高いミラーレス一眼と使い分けています。会場内で最新のミラーレスを試したところ、オートフォーカスが非常に速く、バスケットボールをしているモデルさんにピントがいとも簡単に合いました。こうしたカメラの進化も、一般の人が気軽に写真撮影を楽しむようになった要因のひとつだと思います。
![画像3: カメラとバイクの類似性](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783525/rc/2020/02/18/f23581f038a6cda4b565e3be8b6cd33012d9a134_xlarge.jpg)
カメラとバイクは非常に似た部分が多いと感じているのですが、1台で全てを賄うというのは難しく、TPOごとに得意なジャンルがあるという部分も同じ。また、レンズなどの周辺機器=タイヤなどのパーツやアクセサリと捉えることもできて面白いです。カメラは今やマニアックな人たちだけの趣味ではなく、1人1台は当たり前、複数台持つことも普通といった時代。バイクも同じようになるためには、マニア受けする部分を大切にしつつ、誰もが簡単に楽しめるカテゴリーも大事にしていかなければいけないのだと改めて感じました。
二輪車新聞編集部 記者 坂野亜夢