「ホンダオートバイレース史〜浅間レースからマン島TTまで〜」が出版された。ホンダは1955年の浅間レース参戦からわずか4年後の1959年に世界グランプリに初出場。マン島TTレースで規定時間内に全車が上位入賞を成し遂げ、チーム賞を獲得した。このレース活動が、現在まで続くホンダの活躍の原点ともいえるのだ。

本書は当時のレース写真や本田宗一郎氏のレースへの意気込みが伝わる当時のホンダ社報など、貴重な資料を多数収録して解説している1冊。浅間ミーティングクラブの初代理事を務め、関係者への取材を続けてきた中沖満氏が語る貴重なオートバイレース史は、ホンダファンでなくても必読だ。

四六判・上製・272頁
税別2400円
三樹書房

スタートする時(表紙写真)の緊張感といったらなかっただろう。決勝レース日だった6月3日までには読み終えて、思いを共有したい。

二輪車新聞編集長 本多正則

This article is a sponsored article by
''.