トライアンフモーターサイクルズジャパン(TMJ)の野田一夫社長は「2、3年後には3000台を考えている」──と同社年度末の目標年販売台数を公言した。7月11日に開店した㈱梅田モータース(神奈川県茅ケ崎市)の「トライアンフ茅ヶ崎」で行ったセレモニーのあいさつで述べたもの。
野田社長はあいさつの中で、新型コロナ禍でも多くのディーラーが営業を続けていたことで「いい形で推移した」と、感謝のことばを述べた。社長就任の2015年度からの販売台数の推移を取り上げ「昨年7月から今年6月までの1年間で、初めて2000台を超える2062台の販売を達成できた」と、好販売を強調した。
その理由として、メーカーとしてブランドの認知向上、良い商品を販売店に提供できたとし、販売店もそれぞれが良い店舗環境を作り上げ、基本に徹した点などを挙げた。
15年度からの店舗当たりの年間平均台数は28台であったのが、順調に推移し昨年度は82台に拡大。15年度の約3倍に成長し「販売店に利益を出してもらえる基盤ができた」などと、販売店での事業の安定性を取り上げた。
さらに次期販売台数目標として「私の使命は(今後)2、3年で3000台と考えている。トライアンフ茅ヶ崎は、その戦略的に重要な店舗」とし、3000台を目指す第一歩を踏み出す店舗であると述べた。