3年ぶり開催へ──国内最大級の二輪車展示イベント「東京モーターサイクルショー」の第49回を、来年2022年3月25日(金)から27日(日)までの3日間にわたり開催する方針であることが9月30日、主催者の東京モーターサイクルショー協会(赤坂正人会長)から発表された。過去最大規模での開催を予定しており、“ウィズコロナ時代にふさわしい二輪車業界活性イベント”として、感染対策を徹底した上で、すべての出展者・来場者が安心して参加できるよう準備を進めていくことにしている。出展者募集は10月15日(金)から11月1日(月)まで行う。
開催ガイドライン順守 “館内滞在者数”管理を徹底
同ショーは、需要最盛月の4月を前に例年3月に3日間開催されている、国内最大規模の二輪車展示イベント。二輪車が持つ楽しさや魅力、感動を来場者に伝える場として、また、二輪車の利用環境の改善や需要拡大に向けた取り組み、安全運転の啓発などを社会に向けて発信する場として二輪車業界の発展に寄与するとともに、出展者のビジネス拡大を図る。
会期中の来場規模はこれまで15万人近くに達していたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、第47回(20年)、第48回(21年)は開催を中止した。
現在も油断を許さない状況にあるが、東京モーターサイクルショー協会は、第49回(22年)開催に向けて準備を進めている。特に来場者数や開催時の人数制限については、22年3月時点で定められた開催ガイドラインを順守。マスク着用、体調・検温チェック、消毒や換気、三密・飛沫防止対策はもちろん、館内滞在者数管理を行うなど、可能な限りの感染予防対策を講じ、来場者が安心、安全に楽しめるイベントを目指す。
後援(予定)には▽全国オートバイ協同組合連合会▽全国軽自動車協会連合会▽全国二輪車用品連合会▽自動車公正取引協議会▽東京都自動車整備振興会▽日本オートスポーツセンター▽日本自動車工業会▽日本自動車連盟▽日本モーターサイクルスポーツ協会、協力には日本二輪車普及安全協会、交通安全教育(予定)には警視庁と、二輪車業界・官民を挙げたビッグイベントだ。
過去最大規模に
開催テーマに「♯はじめようバイク」を掲げ、見て、体験して、感動できるショーを目指し、現在の二輪車ユーザーはもちろん、若者や新規免許取得者などの取り込みなど、次世代需要づくりへの取り組みも積極的に行っていく方針だ。
会場は従来と同じく東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で、西ホール全館(西1ホール約8800㎡/西2ホール約8800㎡/西3ホール約4680㎡/西4ホール約6840㎡)とアトリウム(約2000㎡)、西屋上展示場(約6000㎡)を使用。過去最大規模となる。西1~4ホールは出展者ゾーン、アトリウムは関連団体ゾーンとなる。
なお、同ショーの開催日時は▼特別公開=3月25日(金)10時~13時▼一般公開=3月25日(金)13時~18時▽26日(土)10時~18時▽27日(日)10時~17時──となる。
入場券は▼前売券=大人1800円▽高校生500円▼当日券=大人2000円▽高校生500円──で、いずれも税込価格。中学生以下は無料、障がい者は本人と介護者1名まで無料。※時間制入場規制を予定(詳細は11月頃に同ショーのホームページで公開予定)