千葉県の袖ケ浦フォレストレースウェイにおいて5月21日、ピレリおよびメッツラーブランドの二輪車向けタイヤを取り扱うピレリジャパンが「ピレリやさしいバイクレッスン」を開催した。

初心者やリターンライダー向けに開催

同イベントは初心者を中心としたサーキット走行イベント「ファントラックデイ」と同時に開催しており、16年以上ファントラックデイを主催して培った知見を活かしたプログラムになっている。ライディングを基礎から学びたい「初心者ライダー」や、二輪車に乗るのが久しぶりという「リターンライダー」などに向けて、安全に楽しく二輪車をもっと好きになってもらう内容となっている。

参加資格は公道走行可能な125cc以上の車両で、必要な二輪免許を所持していれば誰でも参加が可能。ピレリタイヤでなくても参加できるのも特徴。ほか、プロテクター付きのジャケットやパンツ、くるぶしが隠れるシューズなどが安全装備として推奨されている。
インストラクターにはモーターサイクルジャーナリストで、BMWの公認インストラクターとしても活躍する鈴木大五郎氏が務める。

画像: インストラクターの鈴木氏

インストラクターの鈴木氏

画像: サポートのノアセレン氏

サポートのノアセレン氏

今年からの開催で、4月に鈴鹿ツインサーキットで行われた初レッスンでは多くの人が参加。参加者の中には大型クルーザーからアドベンチャーモデルに乗り換えた人もおり「ジャンルが異なるモデルに乗り換えたが、乗り方が分からない」ということで、初心者向けである同レッスンへ参加した人も見受けられたという。
袖ケ浦フォレストレースウェイで開催された今イベントには20名が参加。今回は鈴木氏のサポート役としてモーターサイクルジャーナリストのノアセレン氏が加わった。

習得すると役立つ3つのレッスン

レッスンは「ブレーキとアクセル操作」「クラッチ操作」「カーブ」の3つで構成。座学と実技で合計100分を1セットとしており、座学で理解を深めたところで実践という流れになっている。

ブレーキとアクセル操作では加減速によって、車両のディメンションが変化することなどを座学で説明。クラッチ操作ではクラッチレバーやブレーキレバーなど2本と4本の指での操作それぞれの長所を説明。カーブではセルフステアの原理やステップワークなどを説明。いずれも車両の動きを学ぶことに重点を置かれている。

実技ではサーキット内の駐車スペースにパイロンを設置して、車両を加速させてからの急ブレーキ操作や、低速でのスラロームなどを実践する内容になっている。レッスン終了後には修了証と記念品がプレゼントされる。

インストラクターの鈴木氏は3つのレッスンについて「少し練習することで、ライディングが大きく変わる可能性があるのが今回設定した3つの講座です。ライディングを身に着けるには、いろんな要素がありますが、今回はこの3つを基礎的な要素として導入しております」と述べた。

「参加者はすごく前向きな人が多いです。私自身、いろんなスクールでインストラクターをやらせていただくのですが、今回のレッスンでは皆さんの熱意を凄く感じました。レッスンでも休まずにずっと実技を続けている人もいましたね。上達もしっかり目に見えますし、教える側としてもすごく気持ちが良いです」とレッスンへの意気込みを語った。

参加料金や今後開催される日程等は以下のとおり。
▽参加料金=税込5000円・昼食付き。
参加はイベントを取り扱う近隣の二輪車販売店へ申込む
▽開催日程
▼9月24日(土)三重県・鈴鹿ツインサーキット
▼10月16日(日)熊本県・HSR九州サーキット
▼11月12日(土)千葉県・袖ケ浦フォレストレースウェイ

ピレリ やさしいバイクレッスン http://pmfansite.com/pirelli/article/2022/0316141745.html

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