2021年は前年比4割伸長、大きく飛躍を遂げたドゥカティジャパンだが、22年はマッツ・リンドストレーム社長曰く「超大変」な年になってしまった。

「モンスターやスクランブラーの入荷がもっとスムーズであれば、22年も好調を維持できた」

供給不足に悩んだ22年。華やかなトピックとしては、8月発売予定が10月にずれこんでしまったものの初のオフロードマシン「デザートX」がいよいよデビュー。前輪21インチ/後輪18インチ、ロングストロークサスペンションを備えており「オフの走破性も高いが、舗装路でもドゥカティらしいロードスポーツのようなハンドリングを味わえることが驚き」であるとリンドストレーム社長は解説する。

このデザートX登場を受け、ドゥカティジャパンでは22年10月に「DREアドベンチャー・アカデミー」を初開催。群馬県・ TAKIVIVA&浅間レースウェイにて、参加者たちはデザートXおよびムルティストラーダV4の魅力を存分に味わったという。

画像: DREアドベンチャー・アカデミーを初開催

DREアドベンチャー・アカデミーを初開催

DREについては、21年に続いてレーストラック・アカデミー、ロード・アカデミーも開催された。22年は走りのみならず、文化的なイベントも開催。4月には全国から販売店やオーナー、VIPやインフルエンサーを招き東京都の八芳園で「ドゥカティブランドナイト」を開催した。

9月にはモトGP・日本グランプリのため来日していたドゥカティワークスライダー(フランチェスコ・バニャイア、ジャック・ミラー)を、イタリア大使館で激励する会を設けた。招待された約70名のファンにとっては特別な日となり、ドゥカティへのロイヤリティを深めたことだろう。

画像: 伊大使館でMotoGPライダーを激励

伊大使館でMotoGPライダーを激励

「このような催しができることも、ドゥカティの強み」だとリンドストレーム社長は説く。

さて23年。供給ペースは回復傾向にあり、グローバルでは売上も好調。日本市場でも状況が好転していることから「好調だった21年の実績を超えたい」という。販売店ネットワークも2店舗増え、44
店舗と拡充。引き続き各店とコミュニケーションを重ね、実力発揮の年としたい。

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