ヤマルーブRS4GP ▽100%化学合成油 ▽SAE粘度規格=10W-40 ▽JASO=MA2 ▽1㍑=4400円/4㍑=1万5840円(税込価格)

ヤマハ発動機グループの㈱ワイズギア(静岡県袋井市、徳竹浩志社長)が、2015年から販売している「YAMALUBE(ヤマルーブ) RS4GP」をリニューアル。23年4月3日に出荷を開始した。

ヤマハの純正4ストロークエンジンオイルとして馴染みある「ヤマルーブ」シリーズ。その源流は1970年、「2ストのヤマハ」が初めての4ストロークモデル「XS-1」を誕生させた時期にある。以来50年以上の歳月をかけ、ヤマハは4ストローク車開発を進めるとともに、その純正エンジンオイルを進化させてきた。

二輪車のエンジンオイルは、エンジンだけではなくトランスミッションやクラッチも潤滑する役割がある。すなわち高回転・高負荷に耐えうる「油膜保持性」「酸化・熱安定性」を備えながら、ミッションの回転に耐える「せん断安定性」といった性能もが求められるのだ。

そして15年に登場したこのヤマルーブRS4GPは、ヤマハのMotoGPレーシングチームが培った技術を市販車向けにフィードバックした最高峰オイル。長時間にわたる超高回転走行においても安定した潤滑性能を発揮する、という使命を持っている。

それが今回のリニューアルでは、高性能化学合成油と添加剤の選定・配合を見直しているという。ポイントは次の3つだ。

 ①低温時の低粘度化
  フリクションを低減することで、シフトフィーリングやエンジンレスポンスの向上を体感できる

 ②高温時の粘度確保
  高温・高負荷状態でも油膜を保持することで、エンジン保護性能を確保。温度変化による粘度の違いが少ない特性を実現

 ③性能の持続性を確保
JASO規格(公益社団法人 自動車技術会が定めるエンジンオイルの規格)よりも厳しいヤマルーブ独自の基準をクリア。オイル交換時期まで本来の性能を維持できる

ワイズギアではこの最新・最高峰のエンジンオイルを「エンジン性能をフルに発揮させ気持ちよく走りたい」「長期間の高回転高負荷走行からエンジンを守りたい」「最高峰テクノロジーで開発されたオイルの性能を体感したい」というライダーたちに推奨している。

▼その他ヤマルーブシリーズ(価格は全て税込)
▽ヤマルーブ プレミアム シンセティック  1㍑=3212円、4㍑=1万1748円 
▽ヤマルーブ スポーツ 1㍑=2552円、4㍑=9328円
▽ヤマルーブ スタンダード プラス 1㍑=2002円
▽ヤマルーブ ブルー 1㍑=2552円
▽ヤマルーブ レッド 1㍑=2002円

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