2020年 年間販売100万台への道
先ごろ「二輪車産業政策ロードマップの目指す姿」というリポートが出され拝見した。その中で2020年の国内販売100万台を目指すと提言された。昨年度の実販台数の約3倍である。「四輪免許取得者に自動的に125ccの免許を付与する」「三ない運動を全面的に廃止する」などの具体策も提案されている。
しかし、このような行政的手法を駆使するだけでは実現はおぼつかないと筆者は考える。現状の場合、メーカー・販売店のあり方が、より大きな要因であると考えるからだ。バイクの社会的なイメージの向上にはどのような販売環境で売られているかが大きなポイントとなる。全国にあまたあるバイク店の社会的機能を否定するものではない...