エムズ商会 松永太郎 社長/体制仕切り直し「再出発」 店舗収益確保、マージン再検討
スクーター主力の台湾SYMの総輸入発売元である㈱エムズ商会(神奈川県横浜市)の松永太郎社長は、2016年の活動について、市場の冷え込みと前年から円安が続いたことに加え、本国でトップの交代に伴う方針と政策などの変更で、一部の部品などで入荷に影響したことを挙げている。とはいえ17年では、円安も弱まり感を見せていることから、特約店へのマージン体系を見直す意向。新製品では中古車レベルの価格帯から高性能車種までの製品を充実し、特約店での売りやすさと利益向上を目指すほか、台湾旅行などで士気も上げたいとする。