春のバイクシーズンを告げる二輪車の祭典・モーターサイクルショーが、昨年に続き今年も全国で盛大な展開へ──。東京会場の前週となる「第39回大阪モーターサイクルショー2023」(主催=日本二輪車普及安全協会)は3月17日(金)から19日(日)までの3日間、大阪市住之江区南港北のインテックス大阪1・2号館を会場に開催。会期中は、二輪車と関連各種企業/ブランドによる豊富な出展・出品ブースに加え、4年ぶりに再開する屋内ステージイベントや屋外会場でのデモンストレーション走行など多彩に盛り込み、充実したコンテンツのもと同ショーの魅力をアピール。業界挙げた二輪車マーケットの拡大と需要伸長に弾みを付け、ファンの創出・拡大と二輪車のプレゼンス向上に努める。目標来場者数は7万人。なお、1月下旬にはショー出展者や運営関係者らを集めた出展者説明会が開かれた。

出展者説明会の様子

安心・安全なショーで二輪車の魅力全開に

新型コロナウイルス感染症拡大により2020年から2年連続で取り止められたが、昨年は3年ぶりに大阪モーターサイクル(MC)ショーを再開。まん延防止等重点措置に基づく要請に伴い徹底した感染症拡大防止対策を図るなか、114者/団体が出展。期間中、熱心なファンが大勢訪れ、ショーは無事盛況の運びとなり、今春の第39回に繋がる成果を上げた。

今年は感染症影響によるイベント制限が大幅に緩和されているが、大阪MCショーでは▽全参加者の安全確保▽安心して観覧できる安全対策の促進▽混雑緩和策の実施・推奨──など万全な感染症対策を講じ、安心・安全な開催運営を推進する。これに準じて前回同様に、入場券のオンライン化を目的に、電子(QR)チケットにより、チケット販売や購入、ショーへの入場時などで接触機会の削減を図る。

4年ぶりに屋内ステージ、屋外デモンストレーション走行再開

大阪MCショーの今年最大のトピックは、4年ぶりに再開される各種イベント。開催が中断した前年の2019年までは多くのイベントが屋内外会場で展開され、展示ブースと並ぶ人気コンテンツに。中でもステージイベントは来場者の関心を高めるプログラムが例年組まれ、同ショーの盛り上げ役として大きな役割を果たしていた。

今年開催のステージでは、様々な出演者によるトークショーなどが繰り広げられ会場を大いに沸かす。さらに企画催事として「キャンプツーリング企画コーナー」を特設。キャンプツーリングにお薦めの車両やアウトドアグッズなどを紹介する。ともに1号館で開催。

また、屋外ではトライアルライダーの黒山健一選手による電動トライアルデモンストレーション、大阪府警察本部交通機動隊の白バイ隊デモンストレーション走行が予定されている。開催は3号館裏屋外特設会場。

一方、展示コンテンツは1・2号館で展開され、出展面積4081㎡、小間数453と前回超の規模に及ぶ。出展者数は前回比で2者増の116者/団体。国内外二輪銘柄の最新モデルや人気機種、用品パーツ、二輪関連サービスなど、各号館で多種多様に展示。このうち1号館では、多彩なカスタムバイクが集う「カスタムワールド」、二輪関連ギアや各種アパレルなどの展示即売コーナーの「ライダーズ・マーケット」も特設され、一層盛り上げる。

開催概要

【会期】3月17日(金)・18日(土)・19日(日)各日10時~17時【会場】インテックス大阪1・2号館/屋外特設会場(大阪市住之江区南港北1—5—102)【主催】日本二輪車普及安全協会(第39回大阪MCショー2023運営委員長=日本二普協大阪府二輪車普及安全協会・安部徳美)【後援】経済産業省近畿経済産業局▽国土交通省近畿運輸局▽大阪府▽大阪市▽全国軽自動車協会連合会▽日本自動車工業会▽大阪府交通安全協会【協賛】スズキ二輪▽ホンダモーターサイクルジャパン▽ヤマハ発動機販売▽カワサキモータースジャパン▽日本モーターサイクルスポーツ協会▽自動車リサイクル促進センター▽大阪オートバイ事業協同組合▽自動車公正取引協議会▽全国二輪車用品連合会【協力】防衛省・自衛隊大阪地方協力本部▽大阪府警察本部

 

チケット情報など詳細は同ショーの公式ウェブサイトで。
https://www.motorcycleshow.jp

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