危機は去り、またエキサイティングな事業環境に
KTMジャパン 取締役ジェネラルマネージャー
ケビン・シュトラスマイヤー氏
KTM、ハスクバーナ、GASGASの3銘柄を擁するKTM AGが自主再建手続きを申請し、国内二輪車業界にも衝撃が走ったのは2024年11月末のことだ。再建計画は翌25年2月に債権者に承認され、KTM AGは債務の30%を5月23日までに返済することを約束した。そして、最終的に長年にわたる戦略的パートナーであるインドのバジャジが再建に6億ユーロ、事業運営に2億ユーロを拠出することで債務の返済も完了し、再スタートを切ったのである。日本においても「再び安心して仕事に取り組めるようになった」と、KTMジャパン取締役 ジェネラルマネージャーのケビン・シュトラスマイヤー氏は語る。