発表会では同社のクリスチャン・ヴィードマン代表取締役が登壇。21年の販売実績では、モトラッドが過去最高となる年間5866台の販売台数を達成したことも発表された。その後、22年の商品ラインアップなどを発表。四輪車「i4」も一緒に公開されたほか、同社では電動二輪車で2番目のラインアップとなるCE04も披露された。
![画像: 発表会で登壇する代表取締役のヴィードマン氏](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783525/rc/2022/02/25/3b6f84ccf2e762a6cbc4637d6a87c422a2356075.jpg)
発表会で登壇する代表取締役のヴィードマン氏
同モデルは2017年に発表した「BMW C evolution」(シー・エボリューション)に続く電動スクーターで、最高出力31kw(42ps)を発生する電気モーターを搭載。バッテリーも60.6Ah(8.9kwh)という容量を持ち、航続可能距離は約130kmとしている。
![画像: 電動二輪車の「CE04」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783525/rc/2022/02/25/4a0e0906ff88e099127c7164292bf4268b0ed6f4.jpg)
電動二輪車の「CE04」
![画像: CE04に乗車するBMWモトラッド・GMの佐伯氏](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783525/rc/2022/02/25/de346b4c9e5fec9f8efbf2511cc20dbf89453667.jpg)
CE04に乗車するBMWモトラッド・GMの佐伯氏
車両の説明には、21年末に新しくBMWモトラッドのゼネラルマネージャーに就任した佐伯要氏が登壇。出力の高いモーターを搭載したことで「0-50km/hの加速は2.6秒を実現。最高速も120km/h出るので、高速道路でも問題なく利用できる。また、都市部の移動手段を想定したスクーターモデルであり、航続距離もそうした用途では必要十分だと考える」と述べた。
車両区分は軽二輪 日本向けは独自の仕様
車両にはType1コネクター(SAEJ1772-2009)に、ケーブルへ充電制御装置を内蔵した充電器(Mode 2)が付属しており、日本仕様では単相200V/15Aのほか、最大単相200V/32A(6.4kw)にも対応する。なお、日本の充電インフラで数多く採用されている急速充電のCHAdeMO(チャデモ)には未対応となる。
日本仕様には、シートヒーター及びグリップヒーターを標準装備しており、さらに速いペースでの加速を可能とする「ダイナミック」ライディングモードも装備される。ETC車載器2.0も標準。車両価格は税込価格161万円で、車両区分は軽二輪となる。
![画像: シート下にはヘルメットが収納可能なスペースを設定(写真は付属の充電ケーブルを収納)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783525/rc/2022/02/25/c5b18a3282a1a7d35fc2f7b56e455407399db1e3.jpg)
シート下にはヘルメットが収納可能なスペースを設定(写真は付属の充電ケーブルを収納)