中川輪業 中川満徳代表/「うちの主力は50cc」
二輪車の国内における販売台数の減少は年々進む傾向にあり、歯止めがきかない現状といえる。しかし、内訳をみてみると、250㏄のスポーツモデルや原付二種などで伸びている傾向も時折みられ、車両のカテゴリーによっては増加もあるようだ。しかしなんといっても大きく台数を減らしているのは原付一種、いわゆる50ccだ。
18年には、オートマチック車限定で125cc以下のバイクに乗ることができる「AT小型限定普通二輪免許」の取得容易化などが行われ、二段階右折がない、二人乗りが可能、制限速度も50ccの30km/hではないなど、原付一種での不便な面を同様の車格と扱いやすさながらクリアしている原付二種をアピール...