スーパーカブが誕生して59年
1958年8月(昭和33年)に本田技研工業の「スーパーカブC100」が発売されてから、なんと59年が経過した。今もスーパーカブは世界中の人々に愛され、アジアを中心に広く販売されており、その生産累計台数は1億台に達するという。1台の車両が基本思想や基本骨格を変更することなく、59年という長期にわたり販売が続くということは空前絶後といえよう。
スーパーカブを作ったのは、ホンダの創設者である本田宗一郎氏(当時51歳)であった。
1958年に発売開始されたスーパーカブは、オートバイでもなく、スクーターでもない、画期的な乗り物だった。フレームは乗り降りしやすいオープンフレームで、エンジン部分などは...